[第5回全国海苔サミット] 2018年6月3-4日、他

第5回全国海苔サミットin佐賀!2018年6月3-4日!&九州視察旅

たくさんの仲間と出会い語らい、自然に触れ、各地の漁港を巡り、学び、感性を磨く旅でした。

大切なこと。「人・自然・漁業の素晴らしさと、関係性のあり方」を、改めて深く実感しました。


 2014年 仙台会場で産声を上げた全国海苔サミット、今年でなんと第5回目!海苔王国・佐賀県の佐賀市ホテルグランデで開催されました。漁師が約100人、加工・販売をはじめとした関係者が約80人、計180人もの海苔に携わる人が集まりました。

 

「テーマ:未来につながる海苔づくり」

今年のプログラムは、時間軸ごとに分かれて

 

・過去を学び、

・現状を知り、

・未来に向けて考え実行する、感じの構成だったと思います。

 

なんと言っても佐賀開催。ブランディングや美味い海苔作りを構築してきた「佐賀」の勢いある経験談を聴き、次に、現代ならではの多くの課題や新たな市場ニーズ等を掘り下げました。

各経営体・各浜・地域個別の課題から自然環境や海苔業界全体のことまで、皆それぞれに幅広い課題が様々です。

  

 この海苔サミットの良いところは、大前提の目的として全体で肩組んで盛り上げていきたいって一人一人の思いが集まっているところです。

 

肩を並べてただ仲良くいきましょうってことじゃなくて、生産する人も加工する人も販売する人もいっぱいいます、いろんな事例や発見もあります、三人寄れば文殊の知恵のはず、集まれば全体最適の未来のこと考えられるんです。

 

今、それから「未来のために」、大事なこと考える。


 

海苔業界の現状や未来への課題等、様々な角度から話され学びの場になり、これからの働き方や考え方に繋がると感じました。未来に向けて、今後何をどうするか僕ら一人一人の実行のみです。

 

そして毎回思うのは全て繋がってる仲間だということ。最高でした!

 

幹事の佐賀の皆さんお疲れ様でした!次回は兵庫!

 


海苔サミットのあとは、先月に団体御一行様で矢本まで会いに来てくださった「佐賀・鹿島」のみなさんのところへ!伺いました。

 

久しぶりの海は有明海!自然に触れ、仲間と語らいました!やっぱり凄い自然の宝。

 

 


サミットに来れなかった佐賀の仲間に会いに行きました。急な連絡にもかかわらず、仲間を集め、工場、船、組合、色々な場所をたくさん見学させていただきました。

夜は宴会まで開いてくれて、有明海干潟の珍味を堪能しました。

▲エイリアン的アイドルとも言われるらしい絶品ワラスボや、ムツゴロウ、東北では出会えないごちそうでした。


 

 

彼らは昨年に出会った仲間で、わざわざ宮城まで見学に来てくれたんです、僕も必ず行くと言ったので行きました!

話せば沢山の課題が見つかり、気持ちに火が点く場所は違えど良きライバルであり、本物の仲間。

浜は違っても日本中にこんな仲間と沢山知り合えて本当に幸せだ!みなさん、本当にありがとうございました!!


次は福岡から、気になってた島「壱岐」に行って来ました。

小さな漁村や神社が沢山あり、自然のデカさに圧倒され、地球の鼓動まで聴こえてきそうな場所でした。

  

「自然」

2千数百万年前の地層が、地殻変動でシュークリームのように隆起した島。360万年前にその下から噴火して溶岩が島を覆いました。地層が重なり、揉めて乱れて、混ざったりしてます。

柔らかい火山灰、地層、玄武岩の柱状節理は、長い年月をかけ雨風で風化し、今見てる島の形があるのです。

圧倒的な年月に触れて感動しました。

 

 

「人」

小さな島だから、少し移動するとすぐに次の漁村があり、山に行けば農村、小さな村が沢山点在してるかのようで、神社も遺跡も至る所に有りました。漁業がめちゃ盛んで捕れる魚も美味い流石の玄海灘、漁協組合に在籍する漁師の数も沢山いて、だから一本釣りに決めてるらしい。(巻き網やっちゃうと捕れ過ぎていなくなるから)資源管理しながらの漁に勤めてました。

ここは自給自足ができるほど豊かな島。自然に纏わる神社が多く、大切な関係性がみてとれました。


  

今回の海苔サミット、佐賀、壱岐、九州の旅で沢山の刺激をもらい、今後の海苔作りに活かします。

やっぱり間違いない、僕はこれからも「海を感じる海苔」を作る!猿岩と約束しました。

 

毎回だけど留守中作業してくれてる従業員に感謝!自然に感謝! 

日本遺産第1号にもなってる本当に素晴らしい島、壱岐での締めくくりでした。また壱岐たい。