アイザワ水産と仲間達。メディア情報・イベント情報。

ときどき相澤太の活動報告など


2022年11月28日_稀人(まれびと)ハンター・川内イオさん最新著書『稀食満面~そこにしかない「食の可能性」を巡る旅~』発売!

◎稀人(まれびと)ハンター・川内イオさん@iokawauchi から取材を受け、「稀食満面/主婦の友社」に、相澤太の半生や、海苔作りへのこだわり、海の未来への思いをご紹介いただきました。

 

<相澤太より🌊>

海苔漁師 相澤太がほぼ裸にされてます。もはやセミのヌードですよ。

ある日突然取材の連絡が来た。

普段からあまり内容は見ない自分ですが凄く気になったのが差出人に【稀人ハンター】と、、目が釘付けに。

取材に来られて色々語り合いました。

良いも悪いも私の感性、正解なのか不正解なのか今の結果が答えだと思ってます。それを基準に言います。感覚ですが、空の青さを伝える方は沢山いるけど本当の青さを伝え届けられる人は稀です。彼はそんな人でした。

パッション強すぎて辺りが見えなくなる時があるし自分では仕事が海苔漁師だとは思っていない、生き方と人生が海苔漁師なんです。

↑こんな分かりにくい言葉を上手に伝えてくれています。🙇

 

登場する9人の稀人達の物語。

稀人ハンター 川内イオさんが書き下ろした

『そこにしかない「食の可能性」を巡る旅』

11月28日発売です!是非!!Amazonでも買えるみたいです。

______________________________ 

 

▶そこにしかない「食の可能性」を探る旅として、合計9名の生産者の活動がご紹介されていますので、よろしければぜひご覧ください。🐄🍂🧀🐑

 

▶その内容は、東洋経済オンラインさんへも、「一部抜粋・再構成」してご掲載いただきました。

 

今回の厳選ZEROをゲットされました方は、ぜひお手に取って併せてお楽しみいただけますと幸いでございます。😎

 

<以下、PR TIMESより抜粋>

タイトル:稀食満面

著者:川内イオ

定価:1650円(税込)

発売日:2022年11月28日

サイズ、ページ数:四六判 256ページ

ISBN :978-4-07-453090-8

【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4074530902

【楽天ブックス】https://books.rakuten.co.jp/rb/17305607/

<電子書籍も同時発売>

電子書籍オリジナル特典:未公開エピソード「沖縄産カカオ誕生物語」(26ページ)を収録

 


2023.02.01_ TBSラジオ FM90.5 + AM954~アシタノカレッジ

TBSラジオさん:アシタノカレッジ 📅月~金 ⏱22:00 - 23:55

https://www.tbsradio.jp/ashitano/

いまこそ学ぼう! TBSラジオに夜の学校が開校。

ちょっといいアシタのために。楽しく深く、対話でつながるプログラム。

 

◎2023年2月1日(水) 22時20分〜40分の「ネクスターズルーム」というコーナーに、相澤太がリモート出演させていただきます。(生放送です!)

 

寒い冬を吹き飛ばす熱いメッセージをお届けできるか?

生放送なので、何を口走るか心配でヒヤヒヤです。。

ワークショップのようなオフレコ発言を言っちゃわないように祈るばかりです!🥺

応援お願いいたします!📣

 

▶TBSラジオの聴き方 https://www.tbsradio.jp/listen/

 

▶TBSラジオさん【アシタノカレッジ】月〜金22時

・Youtube:TBSラジオ公式チャンネル 📺 Live配信あり

・Instagram:ashitanocollege_https://www.instagram.com/ashitanocollege/

・Twitter: @AshitanoCollege_https://twitter.com/AshitanoCollege

 


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2021年3月 関わってくださった多くの皆様へ感謝を込めて。

震災直後から多くの方から助けていただき、力を借りて海苔漁を復活できました。

あっという間の10年間、夢中で走り続けることができました。本当にありがとうございます。

今もこうやって海苔を作り続けられること、たくさんの出会いとご縁やご声援をいただいたことに、改めて心より感謝いたします。

 

海苔は年に1回しかできないので、あと何回できるか。今後も漁師として一生一品を目指し、美味しい海苔を毎年追求していきます。そしてこれからも、さらにもっと先の目に見えないもの~未来を生きる人たちや自然環境のことを想像しながら、自分にできる役割と共に生きていきます。

 

この10年で、自然環境は大きく変わり続けています。海の悪化を最も早く感じとれる海苔漁師である自分にとって、見過ごすことはできないです。自然あっての海苔、自然あっての僕です。

今後も海苔のことや、自然環境の恵み、魅力や尊さを伝えるためにも走り続けますので、これからもどうか見守ってください。そして一緒に伴走していただけると嬉しいです。

11年目からも、よろしくお願いいたします!

2021年3月1日 相澤太

 

2021年3月、NTTドコモ様CM

「11年目も、一緒に」(NTTドコモ様Twitterより)

 

水産ICTブイの開発・設置にご協力いただきました(株)NTTドコモの多くの皆様、アンデックス(株)様、本当にありがとうございます。これからも日本、世界の海と水産のためにも、よろしくお願いいたします。▶レインボープロジェクト

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TBS系列 「サンドのこれが東北魂だ 45号線を北上せよ!」みてね

2020年1月26日(日)ごご4時より放送!

▶参照:tbc東北放送様_http://www.tbc-sendai.co.jp/03tv/jnn9/

 

被災地の復興を応援してこられたサンドウィッチマンさんの「これが東北魂だ」シリーズ第9弾で、国道45号線を宮城から青森まで「伊達ちゃん号」に乗って海岸線のまちを北上する旅へ!(参照:番組HPより)

 

東松島からは、特産品ののりうどんをご堪能いただきました!(僕も少しお話させていただき、楽しい時間でした~)サンドウィッチマンさん、生駒さん、あばれる君さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました!

 

宮城を起点に岩手まで、三陸の素晴らしい土地をたくさんご紹介くださっていると思います。

放送エリアの方はぜひ楽しみに観てくださいね!そして、45号線各地へ足を運んでいただけたら嬉しいです😊

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2019年7月31日 新発売 究極の海苔弁当「海苔段々」~お弁当の万年屋~@茨城※地域限定

【朗報】地域リピーター熱狂の”究極の海苔弁当”が、新たにリニューアル&新発売!(※注:茨城地域限定です…)

 


 

2019年7月31日 新発売情報!

 

お弁当の万年屋さんがこだわり抜いた、魂と郷愁の一品です。 

 

 茨城県の「お弁当の万年屋さん」ワタルシェフと共同開発した新のり弁「海苔段々(のりだんだん)」が、いよいよ新発売になったそうです。

 

どこか懐かしい茨城版海苔弁当「海苔段々」は、「海苔/明太子、枕崎花かつお/ひたちなか市黒沢醤油店・醤蔵/ご飯」の二段重ねの脇におかずが寄り添う<ザ・海苔弁>。

 

シンプルなだけに、メイン食材すべて、こだわりの生産者による究極の食材揃いで価格は税込¥600。(オプション可)

 

もちろん、相澤太の海苔も、このお弁当用に最適なこだわり海苔を、自信をもって提供させていただきました。

風味・味わいが溢れる究極の海苔弁当を召し上がってみませんか。

お弁当の万年屋さんホームページより(2019年7月に大洗工場へ訪問させていただきました) 

▼茨城県内配達エリアや販売所は以下HPより予めご確認の上、お問い合わせください。(発売期間、価格、パッケージ等は、時期により変更の可能性があります)



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【7/14(日)開催!】 海苔ノリ飲み会2019!@麻布十番

【※2年ぶり緊急開催※】

去年はできなかったですけど、みなさんとの顔の見える関係性を作るため

 2年ぶり!海苔のり飲み会(懇親会)します!

 

僕の海苔作りにとって、食べるみなさんとの交流はかかせなくなりました。

みなさんの顔を思い浮かべて海と向き合えるからです✨

 

当日は、海苔や自然のお話や、ホームページやメディアではなかなかできないお話など、

みなさんとたくさんお話しできたらと思います😊

 

■概要

<2019年7月14日(日) 15時~17時(か17時半くらい)>

海苔漁師 相澤太と海苔ノリ飲み会(懇親会)@麻布十番

 

<場所>

・お洒落空間 PACE (パーチェ)ITALIAN LOUNGE

・東京都港区南麻布1-5-4

東京メトロ南北線および都営地下鉄大江戸線

「麻布十番駅」出口1番出口より徒歩4分

 

<飲食代>

・お一人¥5,500

・イタリアンメニュー&生ビール、ワイン、カクテルなど約40種類飲み放題付き

 

■申込みはこちらから(事前決済)

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/017bp410cs31j.html

 

・申込み締め切り:2019年7月9日(火)23時終了

・お店の都合上人数制限があるため、

先着順で締め切りになる場合がありますのでご了承ください。

 

お一人の方も、家族同伴でも、お友達連れでも、初めましての方も、お気軽にご参加ください!

 

お会いできるのを楽しみにしてます!



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令和元年5月1日(水) KHB東日本放送「チャージ!」

第2部18:15~ 観てねー

お天気キャスター坪北奈津美さんとスタッフさんがロケにお越しくださいました!

強風の中、大変お疲れさまでした!!ありがとうございました😊


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テレビ東京「よじごじDays」観てね

「2019年3月6日(木) 15:40~」

テレビ東京「よじごじDays」さん、ありがとうございました!!!

「三陸の春を呼ぶ!海苔が好きすぎる人」MC:V6長野博さん、リポーター:金子隆俊さん

(オーシャンズ金子さん)の回で、海苔の変態としてかなりいじってもらいました。(笑)

スタッフさんの取材は、実は陸上採苗(8月末~9月頭)の時から密着取材されてました。長い期間、超繁忙期まで、本当にお疲れさまでした!スタッフさん、金子さん、ありがとうございました!

 

宮城で放送がないので、どうなるかなーと思ってましたが、DVD送ってもらって見させてもらいました。

ちゃんこの親方も3回連続の共演で、まちんどの太田将司も出過ぎです。僕、いじられ過ぎ…🤩

 

◎V6の長野博さんの海苔レシピがかなり凄くて、

 

特に「海苔炊き込みご飯」は、FBでも大絶賛でした、かなりおススメです!

 

見られない地域の方多いと思うんで、

テレビ東京さんの番組HPからレシピぜひご参考ください!! レシピこちらから3月6日(水)😊


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日本テレビ系列「満天★青空レストラン 宮城県 海苔」観てね

「2019年2月23日(土) 18:30~」

日本テレビ系列「満天★青空レストラン 宮城県 海苔」観てね

 

美味しい。の本質を伝えるために、

読めない天候の中、制作スタッフさんたちは相当頑張ってくださいました。本当にありがとうございました。

 

宮川大輔さんとゲストのガンバレルーヤのお二人がお越しくださいました。

とても楽しい番組になっていると思います。 一人でも多くの方に観ていただきたいです😊

楽しい撮影でした~お楽しみに!

 

満天☆青空レストラン 2/23放送 「宮城県 海苔」 

宮川さん、ガンバレルーヤさん、みなさんありがとうございます!

そしてスタッフの皆さん、寒い中本当にありがとうございました!



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2019年2月20日発売 雑誌「天然生活 2019年4月号」

■2019年2月20日発売 雑誌「天然生活 2019年4月号」

ライターの保田さんに取り上げてもらいました、掲載してもらいました僕の思いです。

よかったらこちらもぜひご覧ください!保田さん、編集部の方々、ありがとうございました!

 

内容について、ぜひ購読して読んでいただきたいのですが、早くもオンライン書店で売り切れしてます。、、古本をお求めいただくしかないかもです。

(この号を機に出版社が変わることになったそうなので、再開後に購入できるか期待したいですね。)



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2019年2月5日(火) 6:25-6:30 TOKYO FMラジオ「LOVE&HOPE」さん出演

何度かラジオ出演させていただいている「LOVE&HOPE」さん、

今週は「東北復興グルメ!」として旬の食材を届ける会に電話出演させていただきました。

 

▼2019年2月5日 のアーカイブはこちらからご覧いただけます。

 

▼2014年3月31日~4月4日のアーカイブはこちらからご覧いただけます。(全5回)


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2019年2月4日 デンマーク交流:駐日デンマーク大使夫妻!&ワークショップ

2018年8月デンマーク・ロラン島以来、駐日デンマーク王国フレディ・スヴェイネ大使と再会しました。

招待していただいた国際サマーアカデミー2018:私たちの未来 食の世界で感じたこと、僕のスピーチなどを報告したり、海苔工場見学含め約1時間近くお話させてもらいました。フレディ大使とハートでつながりました(笑)

 

大使夫妻の工場見学タイムです

ロラン島・ファルスター島の地図のTシャツです。

アカデミーでお世話になったニコライも12月に来てくれました!写真がないです…

中学生の皆さんへの海苔ワークショップです

 

午後は、ロラン市と東松島市の中学校1年生同士の生徒さんたち、デンマーク・ロラン市長や先生たちが参加する海苔ワークショップをしました。


 

ホームステイを通じた中学生交流の一環として、皆さんと工場見学をしたあと、1時間ほどのワークショップでした。

 

ちょうど流行りのインフルエンザにたくさんの学生さんたちがかかってしまったそうで、メインの通訳さんが病院で不在、色々心配や不安の中で、僕のワークショップは、難しい話になってしまったとハードな時間だったと思います。。。

 

学生さんたちの交流から、未来に向けた大きな成長が育まれることを望みます!

みんなファイトー!

 

記事:市報ひがしまつしま 2019年3月1日号より



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TBS系列「健康カプセル!ゲンキの時間」 #335 海藻パワー

「2018年12月2日(日) 朝7時~」

TBS系列「健康カプセル!ゲンキの時間」 海藻パワー見てねー

 

テーマ:「海藻」 スーパーフード海藻のパワーに注目した特集が放映される予定です。

 

◎一人でも多くの人たちに海苔の凄さを知ってもらう機会になればと相澤太や地元の某元気な年寄りで「海苔」について協力させてもらいました。海苔オタクの皆さんには、釈迦に説法かもですが、改めて海苔パワーを知れる素晴らしい楽しい番組だと思います!😊ぜひ、皆さんのご家族やお友達の方々にもお知らせいただけたら嬉しいです。

 

制作会社の株式会社ジャンプコーポレーションさん:相澤が感心する仕事ぶり。若くて熱心で本当に素晴らしい制作スタッフさんたちに恵まれました。海苔の部分以外は全然わかりませんが、かなり良い番組になると思っています!

◎「健康カプセル!ゲンキの時間」#335「海藻」

◎放映予定:2018年12月2日(日) 7:00-TBS系列

◎ゲンキリサーチャー:えとう窓口さん(Wエンジン)

◎先生:食品医学研究所の所長・平柳先生



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初海外ワークショップ!in デンマーク


2018年8月6日-10日、デンマーク王国・ロラン島にて

【ワークショップ・研修報告】風土、国民性、知識、色々な面で素晴らしい国でした!

「国際サマーアカデミー2018:私たちの未来 食の世界」

 

東松島市と震災復興に向けた連携及び協力に関する協定を締結している、北欧・バルト海の入り口に位置するデンマーク王国の「ロラン島」で行われた、

 

 世界的視野で食の未来を考える1週間のインターナショナルサマースクール

僕は8月9日のDAY4・オーシャン担当として招待していただきました。

 

僕は海苔の項目で話すため準備をしてましたが、実際デンマークの海を見て、考えが変わるほど衝撃を受け、

デンマークの人たちからも多くを学び、国や世界の未来について考えさせられる素晴らしい経験をしました。

僕に課せられたミッションは大きく二つ。

 

まず一つ目は、日本の海苔や漁業のこと、海、大地、川、農業、林業、畜産、国境のない地球上の自然、日本人の食や自然との関わり方や、未来への想いとか世界の人たちに伝えること。

 

世界には海苔も海藻も食べない国が多いので、逆に楽しみに、日本の皆さんとの関わりや取り組みも、皆さんに代わって紹介してくるつもりで準備しました。

 

二つ目は、発表日までに現地を視察して、「北ヨーロッパの海で海苔養殖が可能か否かを話すこと、自然に対しての向き合い方とその意義を自分なりに伝えること。」でした。(役割重大です。。。)

 


 

このように僕が世界へ飛び出せたのも、これまで日本でたくさんワークショップをさせてもらった経験がなければできないことでした。

今まで関わってくださった皆さんに感謝するとともに、その思いも一緒に運んで行ったつもりです。デンマークは自然溢れる文化、豊かな素晴らしい国だったので、僕が経験して学んできたことなど、皆さんに報告したいと思い、少しづつ時間をかけて振り返りまとめました。長くなりますがよろしくお願いします。


◎はじめに…サマースクール概要/お世話になった皆様ありがとうございました!

 

8/6−10滞在期間の研修項目は、僕の海苔や海に関する屋内外でのワークショップのほか、チェリーワイン、世界中に販売している野菜の種の会社、昆虫クッキング、野外博物館、頭足類(イカやタコ)、環境食糧省や生物学者の話しなど。

 

「国際サマーアカデミー2018:私たちの未来 食の世界」(日本語訳ページ)

◀︎左:2001年からロラン島在住のコーディネーター・ニールセン北村朋子さん、東松島をはじめ日本各地各団体へのコンサルティングやコーディネーターをされ、今回僕のワークショップの通訳もしてくれました。

▶︎右:サマースクール担当者・ニコライ氏です。

◀︎左:今回随行してくれたのは東松島市教育員会生涯学習課・スポーツ振興班主事・菅原久義さんです。

▲中央:デンマーク王国の駐日フレディ・スヴェイネ大使もサマースクールへお越しくださいました。

 

※震災後20011年6月、2017年10月に渡っってフレデリック皇太子が東松島に来てくださるなど、これまで物資両面で多大なる支援をいただいているデンマーク王国の皆さんに、今回貴重な機会をいただいたので、ぜひワークショップでわずかばかりでも恩返しになれば、との意気込みで準備しました。

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会では、復興「ありがとう」デンマーク王国のホストタウンとして、東松島市が選ばれました。



◎現地視察…農業・自然エネルギー大国の豊かな島。しかし海は。。。

現地日時8月6日(月)15:30頃、コペンハーゲン空港に到着しました。車で約2時間、橋続きの島を渡った「ロラン島(Lolland島)」のMariboという町のサマースクールまで、車窓はほぼ「畑・農地・風車」というデンマークを代表する豊かな景色が続きました。

 

世界幸福度ランキングで毎年上位に位置するデンマーク王国は、酪農・畜産・農業大国で有名ですね。また、自然エネルギー大国としても有名で、風力発電やバイオマスエネルギーをはじめとした再生可能エネルギー先進国ですが、このロラン島の自然エネルギー比率は700%とも言われていています。「パンケーキ」とも呼ばれるロラン島には高い山が全くなくて(最高所の標高が25mらしいです、、、)、見渡すほどに農地が広がっていました。コンビニはありません。

 

海に囲まれた豊かな島なのに、ロラン島には漁港がありません。

基本、水産物もそんなに食べません。

日本と同じ島国なのになぜでしょう。その話はあとでします。

まずは、ワークショップのための事前視察&研修報告から。


◎研修・視察報告


■Vikima seedという、デンマーク・フランス・アメリカに拠点を持つ種苗会社で、講義と工場見学

ハイブリッドの野菜や花の種、いわゆるF1種と言われる第1世代交配の種を世界に輸出している企業です。

 

日本にもここから相当量が輸出されてます。

もちろん遺伝子交配されたハイブリッド種です。

 

僕たち日本人が食べている「国産の野菜、〇〇産の野菜」、その種はどうやってできているのか知っていますか。農家さんが農協で買い、その種を種屋さんが代理店を通じて、多くは海外の交配種苗会社から来てるんです。

育った野菜の種から、また来年同品質の野菜を育てることはできません。1回限りなので、毎年買い続ける必要があるんです。

 

 

交配されたハイブリット種苗は、

・人口増の食糧を安定的に供給するために、

・安定収穫できる農家のために、

・形も整って、見た目が美しくて、味も均一なものを好む私たちの食を支えるために、

・食べ残す人らの廃棄分も含めて

 

今や世界中の大きな産業ビジネスとして成り立ち、大きな役割を果たしています。

 

これは世の現実です。

食べ物を作る一人として、考えさせられました。

普段自然の中に身を置く自分からすると、これは「食べ物」の元というより、人間が生きるためだけの化学工業製品に思えました。

 


■デンマーク最大のチェリーワイン工場 Frederiksdal Kirsebærvin A/S

広大な敷地と工場。白い建物はワインラベルに描かれている社屋。かなり大きな建物でした。

添加物なし、甕の形したガラス瓶の上からキャップをかぶせる形で天然発酵をするそうです。

チェリーの種類、グレード、熟成、発酵度合いなどによってラベルが異なるそうです。 

 

広大な不動産を所有し、先代まで商業や農業で大成功していたそうですが、ワイン作りはなんと現社長の代から。フランスやいろんなところで学んで、来てもらって、はじめたのだそうです。


■Fejo島(ファユ島)事前視察

僕のワークショップの日は、Mariboのボートハーバーからフェリーで移動した「ファユ島」での出張授業!

事前に島の方が小舟を出してくれるとのことで、海の視察に行かせてもらいました。

 

ずっと楽しみにしてきたデンマークの海です!

今回のミッションの一つ、ヨーロッパの海で海苔養殖が可能か否かを確認するためにきました。

 


やっぱり海に来たらワクワクしてしまうので、どうしてもニヤケが止められません。笑

 

ニコライが潜って現地の海藻を採って来てくれました。

 

独学で海藻を研究している現地の方が、食べれるって言ってました。色の薄い黄緑の海藻の先端にある二股の裂け目の部分が、唯一食べることができるらしいです。(メジャーではない)

 


Fejo島で海藻を研究している地元の方です。

僕はかろうじて自生する青のり見つけたので、青のりの養殖方法や種付けを全部教えました。一生懸命聞いてくれました。

 

同じデンマークでも北海やフェロー諸島の方では漁業は営まれてますが、このあたりではほぼ行われていないそうです。

 

僕には、この海はなんとかギリギリで生きてるって感じがしました。この視察から特に、この地の環境を未来につなぐために必要なことを真剣に考え始めました。

 


■昆虫食クッキング Bugging Denmark

近い未来に訪れる人口増と食糧難。

栄養価の高さも着目ポイント。

「昆虫食のススメ」講義とクッキング。

 

栄養価の高さは頭では理解できるけど、いくら薦められたところで、普段食べることのない生物に対する苦手感や拒否反応をいかに受け入れられるか。調理でごまかせば毎日食べられるのか。

 

って観点は、世界の多くの人にとって、多分海苔や海藻も少なからず同じだと思いながら、できる限りフラットな気持ちで参加しました。デンマークのスーパーマーケットでも少しづつ取り扱いされていて、今後さらなる需要拡大を目指しているそうです。

 

スーパーで販売されているパッケージです。調理前、まずはこのままの状態で一口味見してみたら、、、想像以上に苦手でした。。。※初心者の人、加熱前の味見は絶対におすすめしません。 

そして、昆虫食が主食にならざるを得ない未来は絶対に作らないと、改めて強く思いました。

 

当たり前のように食べ物に困らない国は平和の象徴だ。

 

4グループに分かれて4種類のメニューを作りました。一応僕もちゃんと作りました。作ってる間も、試食した加熱前の虫のヤバさがずっと口の中に残ってて正直それどころじゃなかったです。

ちなみに養殖コオロギは白っぽい薄い色でした。


■Mariboの野外博物館 Frilandsmuseet

デンマークの民俗文化と農民文化の歴史を遺す野外博物館です。

茅葺き屋根の家屋、石垣、ネコみたいな運搬車とか、日本の歴史と通じる部分もありました。

教育先進国とも言われるデンマークの国の象徴的な話しを聞きました。

 

昔から村ごとに必ず大きな木があって、この樹の下で全員で話し合って物事を決める文化があったそうです。大人も子供も年も立場も関係なく、顔色を伺うこともなく、全員が話し手の意見をしっかり尊重し合って、しっかり考え平等に話し合う国民性が育まれて来ました。

 

物事は偉い人が決めるし、そうじゃない人は意見を聴いてもらえないから話さなくなる、反対意見をいうと罰をくらう、または対立する、話す機会がなくなれば考え意見をもてなくなる、責任も薄くなる。偉い人のいうことに従ってればいい。そんな受け身の国ではないんです。

 

現代では環境先進国のデンマークですが、過去国が原子力発電の案を出した時、国民的議論から不採用となって、風況の良いデンマークの環境を活かす風力発電を広めるきっかけにもなり、その後、自然エネルギー事業はこの国の経済をも立て直すことになります。

自国の産業について国民が考え、意見を述べ、民意が尊重される国ならではの、素晴らしい関係性だと思いました。

 

この次の日、僕のワークショップだったんですが、とにかく遠慮なく積極的な質問が多くて驚いたんです。話す人と聞く人、という一方的な関係じゃなくて、「一緒に考える時間を共有する」感覚です。

だから遠慮もしないし、真剣に聴いてる、しっかり質問してくれるんですね。

すごかったです。

 


昔、ヨダレの正体がわからないときの話し。

ベットが小さいんです。そこで二人で寝たり。横になって口開いて寝るとヨダレでますよね。ヨダレってことがわからない昔は、「口から何かがでてくる」って現象でしかなかったから、「体内の内容物が出て死んでしまう」って思って、寝るのを怖がってたらしいです。だから、ほとんど横にならないように立って寝たりしてたらしいです。笑



◎海を見て未来を考えた。この海を救うのは海藻じゃないか。

8月9日帰国前日、ついにDAY4:The Ocean 僕のワークショップ担当の日。

この日までデンマークの海を視察したり、いろんな学びを元に、僕の考えを伝える日が来ました。

 

栄養豊富すぎて。農業優先すぎて。海が。。。

海がどういう状態か、視察してすぐにわかりました。

世界中どの海も、全てナニカの結果だからです。 

日本でドライブしてて海が近くなると、わずかに磯の香りや匂いがすると思います。「磯の香り」の正体は、実は主に海藻とプランクトンです。

栄養の豊富な日本の海では当たり前の香り、だから透明度の高いビーチや海にはそれがない。

 

僕が見たこの島近郊は、逆に大地からの栄養が豊富に豊富すぎて、ただ生臭いだけの匂いが滞留している感じでした。

海藻類は喜んで大繁殖しようとするものの、密集して光が届かず死滅する、を繰り返している形跡が僕には見えました。

 


なぜならここデンマークは農業酪農王国です。

なだらかな大地の多くが、農地・耕作地。

 

日本の場合、国土の約3分の2が山、農用地はせいぜい12−14%くらい。

なんと、デンマークでは国土の約60%が農用地、養豚・酪農も盛んです。

 

写真はないんですが、小川を見たときも水が茶色でした。汚れじゃなくて、畑から流れ出る農業排水の栄養濃度が高い証です。

 

日本のような森林もないため、濾過するはずの大地そのものが、栄養の塊みたいなものです。

海の栄養「窒素・リン・カリウム」が海に滲み出過ぎています。

なのに、海は手付かず。漁師もいない。海藻、海は苦しんでるように見えました。


びっくりしました。

Google mapの航空写真で見るロラン島は、

ぱっと見モザイクかかったように見えます。

 

モザイクに見えるのは全部農地だから

デンマーク全体的+近隣もこんな感じ、

圧倒的農業酪農王国です。

 

 


■この海を活用すべき。宝の海です。国と人を更に成長させられる源が有ります!

 

国として成長するために農業酪農を基幹産業として培って来た先人たちの過去はさておき、

 

新しい人達はこれから未来に向けた環境作りがスタートできます、後はやり方だと思います。 これはどこの国にも言えます。

 

日本では、栄養塩不足による磯焼けや海苔の色落ちなどが環境課題になってて、

日本のワークショップでは「農業や森林、大地の大切さ」を伝えていることも話しました。

 

そしてこの国は逆、海の富栄養化による貧酸素水塊が問題だと伝えました。

 

環境先進国として、農業・大地の他に、「海」を新たな資源として活用してほしい。

 

放置するにはあまりにもったいない。海苔漁師の僕にとっては、驚愕するほど宝の海です。(僕が海苔やりたいくらい。)

 

問題は、自然的にやるのか化学的にやるのか。

 

下手くそな例えですが、黒いインクを落とした水をどうやって元に戻すか考えた時。

 

色んな色のインクを落とし透明に近づけるが、透明にならないから、終いには漂白剤を入れて「透明」と言うのか。

 

僕なら蒸留で透明にする。

熱を使うとかじゃなく、自然に有る物を活用し余分な有機物を取り除く

 

 

無機物を生まないことが、未来にとって第一優先だと思います。

 


■海・人・自然全体がよくなる方法を。

デンマークの海の状態をみなさんに伝えました。

陸上やバイオエネルギーにしか目を向けていないわけではないだろうし、これまで農業排水を減らすための取り組みもされたそうですが、それって限界がありますよね。

みなさんに大事な農業・酪農を、海のために減らせといわれても無理ですよね。

食べ物・文化・宗教は押し付けるつもりないんです。

サマースクールの期間中、僕はずっと考えました。

 

どうしたらいいと思いますか。

 

デンマークに自生している「青のり」を養殖することで、

海に流れる農業肥料を青のりに吸収させ、

自然的に海を豊かに蘇らせて、

海を新たな資源として活用して、

長期的に次世代につなぐ事業にすればいいと、考えを伝えました。

 

 

 

海は雨を降らせますし、農業と全く無関係じゃないんです。

本当は黒海苔を伝えに行く予定だったが、そんなレベルの海じゃないし、現地に自生してなかったので止めました

 


なんと言っても、海苔は食べられるからです。食糧難が目前の近い将来、輸出してもいいじゃないですか。

 

海苔は、農業排水による富栄養「窒素、リン、カリウム」を吸収して育ちます。

光合成をして酸素を生み出します。地球上に酸素を生み出したのは海藻・藻類です。魚も豊かに育つようになるでしょう。

 

余るほど大漁に育てられるようになれば、養殖原料にするとか、バイオマス事業に活用するとか、そのときはじめて二次利用すればいいと僕は思います。

 

日本での取り組みや食文化、海との関わり方や考え方も、デンマークの皆さんとしっかり話してきました。海を海として生命を感じるためには、食べ物と関連づける必要があると思いました。

 


The Oceanのワークショプ会場は、Fejo島の幼稚園小学校が一緒になったスクールでした。

Fejo島はロラン島からフェリーで15分ほどの小さな島、1時間くらい歩いた場所が会場です。体育館の予定でしたが明るくてスライドが映らなかったため、教室内を借りました。

童話みたいな学校でした〜

Fejo島はりんごの島として知られてます。道中に店はなく、どこでも無人販売スタイルです。甘過ぎず酸っぱく、自然のりんごの味って感覚思い出しました。

室内ワークショップの後は、入り江の桟橋で屋外研修。僕は海藻先生になりました。笑

現地の海藻研究家から聞いた、唯一食べられるらしいと言う、先端が二股に別れた謎の海藻の可食部部分を乾燥したやつです。みんなこの二股海藻を集め出して、生でバクバク食べてました。


■頭足類(イカやタコ)、環境食糧省の話

■Ole G. Mouritsen  コペンハーゲン大学教授の講義

このサマースクールは、食の未来を考えるインターナショナルスクールです。昆虫食があったように、タコ・イカのススメ的な話でした。デンマークの人たちには宇宙生物に見えるんでしょうね。

 

 

■RasmusEjrnæs オーフス大学生物学者および上級研究員 と

  モルテンエーニャンス 環境・食糧省部長 の講義 

人間が、人間以外の動植物に与える影響等についての話だったように思います。そんな話の中、前日僕のワークショップを受けた海を活用する話を意見する参加者がいて僕は驚きました。この国には海を活用するための専門の政府機関がないみたいです。偉い人の話とか関係なく、思ったことや良くするための考えを普通に皆んなバンバン言うんですね。すごいと思いました。




以上、「自然を支点に」どこまでも考え抜くのが今回のミッションだと思い、向き合いってきました。

 

 

今回一緒に参加した人達は強い想いを持ってる人ばかりで嬉しかったです。

「やりたい事」を「やって来た事」に、誰かの燃料になる人達なんだなと感じました。

 

負けてらんねー、もっともっと自分は燃料になるよう頑張ります✨ ありがとうございました!

 

目指せ世界平和!


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[第5回全国海苔サミット] 2018年6月3-4日、他

第5回全国海苔サミットin佐賀!2018年6月3-4日!&九州視察旅

たくさんの仲間と出会い語らい、自然に触れ、各地の漁港を巡り、学び、感性を磨く旅でした。

大切なこと。「人・自然・漁業の素晴らしさと、関係性のあり方」を、改めて深く実感しました。


 2014年 仙台会場で産声を上げた全国海苔サミット、今年でなんと第5回目!海苔王国・佐賀県の佐賀市ホテルグランデで開催されました。漁師が約100人、加工・販売をはじめとした関係者が約80人、計180人もの海苔に携わる人が集まりました。

 

「テーマ:未来につながる海苔づくり」

今年のプログラムは、時間軸ごとに分かれて

 

・過去を学び、

・現状を知り、

・未来に向けて考え実行する、感じの構成だったと思います。

 

なんと言っても佐賀開催。ブランディングや美味い海苔作りを構築してきた「佐賀」の勢いある経験談を聴き、次に、現代ならではの多くの課題や新たな市場ニーズ等を掘り下げました。

各経営体・各浜・地域個別の課題から自然環境や海苔業界全体のことまで、皆それぞれに幅広い課題が様々です。

  

 この海苔サミットの良いところは、大前提の目的として全体で肩組んで盛り上げていきたいって一人一人の思いが集まっているところです。

 

肩を並べてただ仲良くいきましょうってことじゃなくて、生産する人も加工する人も販売する人もいっぱいいます、いろんな事例や発見もあります、三人寄れば文殊の知恵のはず、集まれば全体最適の未来のこと考えられるんです。

 

今、それから「未来のために」、大事なこと考える。


 

海苔業界の現状や未来への課題等、様々な角度から話され学びの場になり、これからの働き方や考え方に繋がると感じました。未来に向けて、今後何をどうするか僕ら一人一人の実行のみです。

 

そして毎回思うのは全て繋がってる仲間だということ。最高でした!

 

幹事の佐賀の皆さんお疲れ様でした!次回は兵庫!

 


海苔サミットのあとは、先月に団体御一行様で矢本まで会いに来てくださった「佐賀・鹿島」のみなさんのところへ!伺いました。

 

久しぶりの海は有明海!自然に触れ、仲間と語らいました!やっぱり凄い自然の宝。

 

 


サミットに来れなかった佐賀の仲間に会いに行きました。急な連絡にもかかわらず、仲間を集め、工場、船、組合、色々な場所をたくさん見学させていただきました。

夜は宴会まで開いてくれて、有明海干潟の珍味を堪能しました。

▲エイリアン的アイドルとも言われるらしい絶品ワラスボや、ムツゴロウ、東北では出会えないごちそうでした。


 

 

彼らは昨年に出会った仲間で、わざわざ宮城まで見学に来てくれたんです、僕も必ず行くと言ったので行きました!

話せば沢山の課題が見つかり、気持ちに火が点く場所は違えど良きライバルであり、本物の仲間。

浜は違っても日本中にこんな仲間と沢山知り合えて本当に幸せだ!みなさん、本当にありがとうございました!!


次は福岡から、気になってた島「壱岐」に行って来ました。

小さな漁村や神社が沢山あり、自然のデカさに圧倒され、地球の鼓動まで聴こえてきそうな場所でした。

  

「自然」

2千数百万年前の地層が、地殻変動でシュークリームのように隆起した島。360万年前にその下から噴火して溶岩が島を覆いました。地層が重なり、揉めて乱れて、混ざったりしてます。

柔らかい火山灰、地層、玄武岩の柱状節理は、長い年月をかけ雨風で風化し、今見てる島の形があるのです。

圧倒的な年月に触れて感動しました。

 

 

「人」

小さな島だから、少し移動するとすぐに次の漁村があり、山に行けば農村、小さな村が沢山点在してるかのようで、神社も遺跡も至る所に有りました。漁業がめちゃ盛んで捕れる魚も美味い流石の玄海灘、漁協組合に在籍する漁師の数も沢山いて、だから一本釣りに決めてるらしい。(巻き網やっちゃうと捕れ過ぎていなくなるから)資源管理しながらの漁に勤めてました。

ここは自給自足ができるほど豊かな島。自然に纏わる神社が多く、大切な関係性がみてとれました。


  

今回の海苔サミット、佐賀、壱岐、九州の旅で沢山の刺激をもらい、今後の海苔作りに活かします。

やっぱり間違いない、僕はこれからも「海を感じる海苔」を作る!猿岩と約束しました。

 

毎回だけど留守中作業してくれてる従業員に感謝!自然に感謝! 

日本遺産第1号にもなってる本当に素晴らしい島、壱岐での締めくくりでした。また壱岐たい。


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【報告・御礼】活動報告、ワークショップ開催御礼、他~2017年5月-7月オフシーズンまとめ

過去例にない多くの出会いに感謝です!!

 

オフシーズン5月から7月、と8月、多くの人たちと出会う機会やワークショップのきっかけをいただきました。多くのご縁や機会を与えてくださった皆さん、それに時間やお金をかけて集まってくださった皆さん、改めて本当にありがとうございました!

  

後々思い返すほど、今回お世話になった方々一人一人に、ちゃんと話して礼をいいたいなって思うくらい、今年は過去例にないほど、たくさんの方とのご縁をいただきました。

 

じーんときます。僕は幸せ者です。みなさんのおかげです。

 

ワークショップでは特に、こんな漁師がです。恥かいてでも、って、今しかできないことだからこそ、決意だけ抱えて、思いを伝えに行くんです。一人一人皆さんと出会い顔見て交流したいって、そんな思いを汲んでくれて、こんな自分に実現の場を声かけてくださった方々のおかげです。

結果、今年は正直ハードすぎたくらい💦、過去最大数のワークショップさせてもらいました!

 

その時々は必死なんで、一生懸命話すことしか考えられないし、熱すぎて圧力高くなってたり、時間計算できなくて早口なったり、スベったり、スベったり、スベったり、ばっかりしてましたけど、武者修行のつもりで。場をもらえたのがすごい嬉しかったんで。とにかく、かなりワクワクしました。

それに生産者仲間のみなさんや料理関係・食関係のみなさんとのご縁ありました。

  

やっぱり思います。一次産業って最高です。

出会った皆さん一人ひとりの、笑顔と健康につながるような、食べて美味しく体も喜ぶ海苔、感謝を込めて僕は作ります!

  

「みなさんのお陰で僕はますます強くなる。」

 

新たなシーズンを楽しみに!これからもよろしくお願いいたします!

相澤太



▶︎▶︎▶︎5月まとめ

5/13(土) アスパラ生産者・江川さんの所へ!@会津

海があるのは大地のおかげ。誰もがそう思わされる会津。

エネルギー溢れる会津の農家・江川くんがアスパラガス旬の迎えた5月、見学に行ってきました。

 

漁期極寒期の今年2月には、家族全員赤ん坊連れで海苔ツアーに来てくれた会津のエース。船上漁見学もしてくれました。(半分呼びつけましたけど。。。)

 

そんな江川くんとの交換交流 in 会津見学では、土地の豊かさや江川くんの人柄の良さ、アスパラガスに惹かれるファンのみなさんが、東京からもたくさん集まってました。知った顔もあって面白かったな〜。

 

漁師だけど、農家や林業も同じ自然に携わる大切な仲間です。

時間があれば、山にも林にも足を運んで交流する。行ってよかった。素晴らしかった。

何度言っても会津はいいな〜!江川くん、みなさん、ありがとうございました〜!

 



5/17(水)−18(木) 全日本食学会!や、更科堀井さん!@東京

 

いつもお世話になっている東料産直の産直プロデューサー・小原愛さんのお招きで、日本の食・食文化を世界へ発信する料理人を中心とした日本初の学会組織である「全日本・食学会」さんの情報交換会に参加させていただきました。

(手ブレの写真しかない。。。)

東京の料理界のいろんな人たちの集まりの中、場違いの生産者が交わらせていただく貴重な機会でした!貴重な機会をいただきましたみなさん、ありがとうございました!

 

僕はこれからも作り手としての立場で、日本の食と文化を守り築いていきます!

▲翌朝の築地市場見学では、伊藤海苔店さんの焼き海苔もゲット〜

▲金のばら干しをつかった期間限定そばを提供くださっている、江戸時代から続く麻布十番の総本家更科堀井 本店さんにも連れて来ていただき、朝礼にまでお邪魔しました。貴重な機会に感謝です!いつもありがとうございます!



5月その他、Mr.佃煮・遠忠食品 宮島さんや、大地を守る会の浅海さんたちが来てくれました!御礼訪問など!

 

5月初めに、いつも佃煮でお世話になっている江戸東京の老舗佃煮・遠忠食品の宮島社長が初めて矢本に来てくれました!

はるばる宮城まで、生海苔の集荷です〜!せっかくの初来訪、本当は漁期に一緒に船に乗ってほしかった。。。ぜひまたの機会に楽しみにしましょう!

 

そして、ご縁をいただき大地を守る会の方々とも熱く語り合える時間を過ごさせていただきました。久々に熱かったな〜

ってことで、5/31は本社のある千葉・幕張へ。

海苔生産のことも、浅海さん他、会社の皆さん、真剣にじっくり話を聞いてくださいました!!

モノを横に流すんじゃなく、食べ物を扱う仕事をするってどういうことなのか、姿勢、とても共感できました。消費者へ良きものを良い形で正しく伝え、提供する、世の中になくてはならない存在です。

これからも世の中良くしていきましょう!ありがとうございます!



▶︎▶︎▶︎6月まとめ

6/1(木) 千葉!漁師仲間の皆さん、ありがとうございました!

5/31幕張のあと、木更津へ〜!

6/1、木更津・金田漁港の齋藤正臣さんや斉藤隼人さん、新富津の鈴木和正さんたちのところへ見学に行かせてもらいました!

やっぱ海はいいな〜

漁師仲間はいいな〜

 

本当にスゲーいい人たち!

 僕ら海苔漁師は、日本の漁師では唯一だと思います、こんな交流が地域問わず全国で盛んに行われてます。

 

日本で消費される10枚中2.5枚はすでに外国産頼りになるほど海苔不足の現状です。ここは僕らの世代で踏ん張らないとね。

 

これからも全国みんな肩組んで、より良い生産を目指して行きましょー!😃🔥

 

みなさんありがとーございました!!

千葉の海と、浜と、海苔摘み船と、「インディペンデンス号」だーー!🤣



6/5(土) 海と山の交流会2017 in 宮城県加美町!

透き通る小川。

ヤバい。

宮城県加美町の小川。

 

 

僕らの三陸の海が豊かな漁場だと言われるのは、ロシアアムール川を源流に持つ栄養豊かな親潮と、そして日本の山と大地と川のおかげです。

 

1000年後、また海苔に挑戦できる環境を遺すために。

 

海と山の交流会として、毎年交互にを行き来しながら海山自然を守る活動をしてます。今年は山の年、加美町で植樹をしました。

 

僕ら海苔作りに欠かせない豊かな環境を、日本の美しいこの自然を、後世まで守り繋ぎたい。



■■ワークショップ他、開催御礼ご報告です!■■

6/9(金)松島雪竹屋・松華堂の皆さん、ありがとうございました!

6月9日、いつもお世話になってる松島海岸・五大堂マエ、創業100年を越える「松華堂さん」で、社員研修的な一環で従業員の皆さんとご家族の皆さんに、海苔ワークショップさせていただきました〜。今年初のワークショップでした!

 

 

海苔の話、食べ比べ、一次産業の未来を話しました。

まぁまぁスベってたな。。(笑)

個人的には食べ比べの時の手渡しからの反応が好きだ~!

美味しい~!が作り手として一番嬉しい!

呼んでくれた千葉社長、段取りしてくれた後藤さん、お手伝いしてくれたスタッフさん、聴いてくれた皆さん子供達も! ありがとうございました!!

 

今年初・新しいプロジェクター「スマホで操作」デビューしました。(サボってるんじゃないです。)

▲会場は、五大堂マエの2階・松華堂カフェ。松島海岸の育苗漁場が見渡せるほどすぐ近くでのワークショップは初めての経験でした~!お味噌屋さんも来てくださって、味噌汁+ごはん+海苔、これ最高の組み合わせでしたね !

 

▼米&僕の海苔の組み合わせなら、1階の手焼き煎餅をお楽しみいただけます!熱々ウマ~

▼2階のカフェでは老舗カステラやきな粉サンド!ウマ~


お店も、スタッフさんも、雰囲気も、本当に素晴らしい会社です!ありがとうございました!


6/14(水)酢飯屋さん&来てくれた皆さん、ありがとうございました!

6月14日、東京・江戸川橋にある酢飯屋さんで海苔のワークショップ開催させてもらいました😊

初めましての方、お久しぶりの方、お集まりいただいてありがとうございました!

酢飯屋の岡田さん、スタッフの皆さん本当にありがとうございました!

 

楽しくワークショップ終えることができたと思います。。よね??💦

こんな風に海苔を語れる場があるって~僕は幸せだな~

もっともっと出来る限り海苔の話、一次産業の話沢山していきますよー。

皆さん、これからも宜しくお願い致します‼

 

 【酢飯屋 海苔の勉強会】酢飯屋SPECIAL お品書きだ!

  • 海苔まみれ寿司
  • 軍艦(アコヤ貝しろたまり漬け 二十日大根 かつおの塩辛 )
  • 軍艦(トキシラズの醤油漬け、新玉ねぎ、自家製マスタード)
  • 金のばら干し海苔の佃煮寿司
  • 細巻き(キュウリ醤油麹巻き 藁納豆巻き 無漂白かんぴょう巻き)1個ずつ
  • 中巻き (エミート、新玉、パプリカ赤、自家製焼肉のたれ)
  • 太巻き(きゅうり、玉子焼き、かんぴょう、どんこしいたけ、ハモすり身、人参、大葉)
  • 手巻き(ヒゲナガエビ再仕込み醤油漬け、赤玉ねぎ、パクチー)
  • 手巻き(穴子、芽ネギ、さくらんぼ(紅さやか))
  • サワラの藁焼き鳥居醤油漬けちらし寿司(厳選 刻み海苔)
  • 海苔巻き玉子
  • ヒゲナガエビと金のバラ干し海苔の味噌汁
  • むら雲堂 白小豆の羊羹を磯辺巻きで

岡田さん、みなさん、本当に、ありがとうございました!


6/17(土)2回開催!銀座やまの辺さん&来てくれた皆さん、ありがとうございました!

 6月17日、東京銀座にある江戸中華 銀座やまの辺さんで、11時~12時30分、13時~14時30分、の二部で開催していただきました!

 

店主の山野辺仁さんとは同い年、東北にも沢山の繋がりを持っていて行動的なプロフェッショナル!

 

飛び入りで、元・鮨とかみの総料理長・寿司職人佐藤博之さんにも酢飯を持って参戦してくださいました!

 

お客さんたちもいろんな意味でのプロ揃い!💦 こちらでも初めましてやお久しぶりの方に会え楽しく話すことができました。

 


【銀座やまの辺、specialお品書きはこれだ!】

釜炊きごはんと一番摘み・三番摘み、酢飯と一番摘みの食べ比べ。海苔と貝柱の海鮮春巻き。(マジで!春巻き美味い!) 稲庭中華そば、金のばら干し海苔をかけて。&相澤太の話付き。

 

仁ちゃん、温かいみなさん、本当にありがとうございました!僕はこれからも海苔作りがんばります!! 

銀座の店のLIVE感、臨場感、それに。なんとも言えない凄いご縁を感じることもありました。ビール配ったりも、してみました。(ビール奪ってるところじゃないです。🤣)

海苔の話をするだけなのにこうして沢山の機会と繋がりを感じさせてもらって僕は幸せだな~

 

もっともっと頑張ります😊

▲真剣な料理の合間、海苔の話にも熱心に耳を傾けてくれる職人達!

▲同い年同士の饗宴に感謝!僕もプロの仕事見させてもらいました!

▲番外編:最後に鮨職人佐藤さんからのご褒美!最高に美味かったです!



6/17(土)初ONIGIRI ICHIGO🍙代官山!行ってきました!

 

念願叶って、ついに集合!🤣 鈴木貴之さんとONIGIRI ICHIGO代官山🍙!!

 

やっぱおにぎりっていいーーーー!🍙一次産業最強💪💪思いと行動力最強説!🔥

 

なんて美味いんだ🍙

なんておしゃれな街なんだ代官山💦

 

お客さんたちと店員さんたちとの笑顔のやり取り、最高の時間でした~!!

(ってことで、この日、神戸店への🍙参戦も決意しました!!💪)

 



6/17(土)海苔ノリ飲み会2017!@銀座こびきさん!みなさん!ありがとうございました!

毎年恒例的になってしまった突然の声かけ、、、にもかかわらず、たくさんの方々に集まっていただいて本当にありがとうございました!

食の仕事関係の面々も食べる専門の方も、生きる限り、食べ物に関わらない人は誰もいません。

これからも各自の役割でみなさんそれぞれ発展していけたらと思える今年の会でした!そして最後まで僕はグダグダ。。。差し入れだけにわざわざお立ち寄りくださった方も、写真にいない方も、みなさん一人一人にに感謝を込めて、また飲みましょ!!

▲数がないため非売の特選おにぎり海苔、僕から仲間の皆さんにプレゼントです。料理家であり作家の樋口さんと、服部学園の志賀先生からは、すごい本「おいしいものには理由がある」いただきました!

 

■今年の飲み会は、超銀座こびきさんスペシャル!!

さすがこびきさん・・・って、素材と調理にこだわった一品一品がズラリ!!ヤバすぎです〜😆金子さん兄弟、お店の皆さん、本当にありがとうございました!!ごちそうさまでした!!


6/30(金)〜神戸参戦! 🍙武者修行編!鈴木さん、ONIGIRI ICHIGOのみなさん、お世話になりました!m(。。)m

 

不思議だ。。。海では何時間でも立ってられるし作業できるのに、お店では立ってるだけでヤバい。これが仕事のプロの聖域なんだな、、、。

ONIGIRI ICHIGO代官山に行ったからには、次は神戸でしょ!あきたこまち生産者・RICE BALL鈴木さんの神戸の新店「灘店」に行ってきました!お店にも立たせてもらいました!

 

それが忙しいのなんの、仕事が早いのなんの、🍙にぎるにぎる…。僕は脚が棒でした、。。。

当時、オープン目前の甲子園店(甲子園駅構内)や、ついでに甲子園も見学してきました。

 

甲子園店OPEN後すぐにHPにメッセージをくださった方もいて、海苔作っててこんな嬉しいことないです。

僕は海苔単体しか作ってないけど、だけど海苔単体だけで食べる率って、そこまで多くないんじゃないかと思います。いつも、食べる人がナニと食べ合わせるかを想像しながら、最大値の味の出方を考えてるんで、やっぱり、こうやっておにぎり食べて最高っていってもらえるのは、職人魂が燃えます。🔥

 

素晴らしく貴重な機会をいただきました!本当にありがとうございましたー!!

 

鈴木さん、みなさん、今度はいつでも矢本に海苔の見学に来てくださいね〜😁



6月その他、銀座寿司幸本店さん、遠忠食品宮島さん、ありがとうございました!

6月はワークショップづくしの1ヶ月。

上京の時には他にもいろんな方々とのご縁と感謝に恵まれました。

 

銀座飲食店の重鎮、銀座寿司幸本店の代表取締役、杉山さん!お土産の太巻き最高でした!本当にありがとうございました!!

 

佃煮の遠忠食品宮島社長は、毎年恒例のキャンドルナイト@芝増上寺でイベントでした!お土産ありがとうございました!!

また次は絶対飲みましょーね!

 

お世話になった皆さん、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします!



<アイザワ水産からのご報告>

7月1日

おかげさまでアイザワ水産に新しい仲間(漁師)を迎え入れました。

 

これから学ぶことが多い、新人漁師です。

 

一緒に海苔を作ることで、頑張るほどに食べる人に喜んでもらえること。キツいかもしれないけど最高の仕事を心から誇りに思ってもらえたら、仲間として嬉しく思います!バリバリ行くぜー!

 

あ、オフシーズン僕がワークショップに動けるのも、本当は頼もしい仲間たちのお陰です。僕が時折現場を離れられるのは、しっかり現場守ってくれる皆のお陰、今更だけどいつもありがとう!!!

 


7/3(月)-4(火) 第4回海苔サミットin千葉!お疲れ様でした!

写真がないゼーーー!

 

第4回の今年は、関東・千葉で開催しました。

この業界に対しての課題共有・年々生産者が減るなか、これまで単独だったのがみんなで固まって肩組んで海苔の業界を盛り上げていくために集まりました!

毎年仲間も増えるし、何よりもいいこと。全国どんどん繋がれたことが嬉しい。

来年は、九州・佐賀での開催です!楽しみだー

 


7/5(水) ワークショップ in 初の新潟!長岡の皆さん、2回開催!ありがとうございました!

人生初の長岡〜!市民の社会人の方たち向け、2回開催のワークショップでした!

 

長岡は自然に囲まれた素晴らしい土地でした。

 

海も近く、水産も盛んなのかと思ってたけど、あまり海の人との交流がないんですね。どこも同じですが、生産者と消費者が離れているって思う、だからこそやる意味がある。

ワクワクして臨みました!

 

みなさん海苔の話に新鮮味を持って真剣に聴いてくださって、僕もとても嬉しかったです!

ほんわかした優しい感じのワークショップでした〜。

 


 

ワークショップと懇親会の後の話、長岡の夜道でコンビニを尋ねたら、宗教の勧誘集団だった。。完全にロックオンされてしまった宮城の海苔漁師。夜中追いかけられるわ、翌日新幹線のホームで待ち伏せされるわ。。。衝撃の長岡旅のエンディングでした。僕は宗教の神になった。

 

 

主催してくださった三浦良子さん、集まってくださった皆さん、写真にいない皆さんも、本当にありがとうございました!

(1回目のワークショップの写真&集合写真がないーーー!!ごめんなさい💧)


7/10(月)-12(水)、大阪から鮨きずなさん御一行様たちと宮城農業研修!ありがとうございました!

いつも僕の海苔を、食べる人に大切に届けてくれる大阪の鮨店・鮨きずなさんが宮城研修巡りで寄ってくださいました!

宮城の銘酒・日高見さんたちとも一緒に、石巻の田伝(でんでんむし)むしさんのところに農業研修に行かせてもらいました。

 

鮨にこだわる職人と、食材の米や酒にこだわる職人生産者の先輩方と、海苔にこだわってきた僕。かなりワクワクしました。

やっぱり勉強になるな〜。だから海苔作りの挑戦は死ぬまで止められない。無難な海苔作りとか目指せない。そんな人たちとの集まりでした。ありがとうございましたーーー!!

 

この景色。米どころ東北宮城。

田んぼ、綺麗すぎるでしょ。

 



7/15(土) 第5回東松島市観光と物産のPR会(&肉フェス)!

 

毎年恒例、夏の東松島市観光と物産のPR会、今年の会場は矢本東市民センターで、初の肉フェスとのコラボ開催で盛り上がりました!

 

いつもお世話になってる地域市民の皆さんのために、アイザワ水産では超特価!蔵出し海苔の販売もしてます。

 

この日のための特別限定で用意してるので、とにかく早い者勝ち、買えた方はメチャ特です。

来年も準備するつもりなんで、近くの方はぜひ掘り出し探しにダッシュで来てくださいねー。




7/17(月祝) 地引網大会!in 野蒜海岸!

こちらも毎年恒例となった地引網大会。

 

子供も大人も自然に還って海と魚と格闘する元気パワーっていいなー

 

手伝える時間だけ手伝い行って来ましたー

子供達のためにビーチクリーンもしましたーやっぱ気持ちいいなー

 

子供達が喜んでくれる自然の場を作るのも、地域の大人の役目だなって思います。

(当日の写真はないです。。。💦)


7/19(水) 倫理法人会@塩釜でのスピーチ

松島の松吟庵、吉岡店長にスピーチのお招きを受けて、ワークショップの感じで挑みました。

当日、皆さんビシッとした立派な方々の前で、こんな漁師が登壇に立つっていう、、

超急勾配スベりポジションでのスピーチでしたが、生き方とか想いとか、できる限りの話をさせてもらいました。なかなかできない貴重な経験をありがとうございました!

(写真はないです。。)


7/21(金) ワークショップ2回開催! in ドコモ東北支社社員の皆さん、そして山本さん!ありがとうございました!

 水温比重計のブイの試験導入でお世話になっているNTTドコモさん。東京本社から何度も東松島に足を運んでくださる山本圭一さんが、仙台の東北支社社員の皆さん向けのワークショップを企画してくださいました! 

 

経理の方とか総務の方とか、普段接点のない社員さんたちも多く集まってくださる勉強会的な感じで、海苔生産全般の話から、育苗期に特にお世話になってるブイのところも重点的に御礼報告できました。

 

皆さん立派な大人の社員さんたちなので、僕の思いの丈についても存分に耳を傾けてくださいました。業種は違っても同じ社会人として、事業と人が未来に遺せること、未来の見えないところに目を向けたい話など、真剣に受け止めてくださり、本当に嬉しかったです!!

 

大きな建物で会議室も大きくて、凄い会社さんだなってやや焦ったら、準備してたオープニングギャグは70%スベりました。。。   


 

NTTどこも東北支社のみなさん、山本圭一さん、本当にありがとうございました!!

 

僕ら水産漁業士のために、画期的な水温比重計の開発に力をかけてくださったことに改めて感謝を述べたいです。ありがとうございます!この水温比重計、日本の漁業において各地で導入したら凄いことになります。

台風や天候の変化が大きい育苗の季節、海苔にとって最も大切な20日間、水温比重計がどれだけ重要で、僕らが助かっているのかも話させてもらいました。貴重な場をありがとうございました!!


7/22(土) ワークショップin 増辰海苔店埼玉工場×2回開催!増辰海苔店のみなさん、海苔好きのみなさん、こどもたち、ありがとうございました!

前年に引き続き、今年も老舗海苔問屋の増辰海苔店さんの埼玉工場で、伝説のワークショップが行われました!今年も海苔漁師の話と、食べる人たちとの交流の場の機会をいただきました!

 日頃のお客様に海苔の裏側を知ってもらえて体感してもらえるスペシャル企画、なんと吉川市の「なまりん」も盛り上げにきてくれました〜

  

集まってくださったみなさん、常連さん、みんなみんなありがとうございました!!

楽しかったーー!!大人から子供達まで、多くの人たちと交流できて、普段食べてる海苔のことを知ってもらえる素晴らしい企画です。僕も2年目ですが、やっぱり常連さんも多数集まったくださったんで、パワーアップした中身に挑戦できました!

 

これはやろうと思ってもそうなかなか企画できるイベントじゃありません。生産が先細る海苔業界を盛り上げて行こうと、海苔漁師とも一緒に肩組んで取り組む関係性を作れる問屋さんにしか、できないこと。

 

現場の裏側や工場見学、価値やストーリーを伝えることで、「買ってもらう努力」じゃなくて「お客様に喜んでもらう努力」を、心込めて一丸になって取り組む。凄いことだと思います!

 

3年目の来年も継続されると思います、こんな海苔づくしのワークショップは他にないので、早い段階で満員御礼確実です。

ぜひまだ行ったことのない方は来年楽しみにーー!!

 

来年は、「ワークショップ俺にやらせてくれ!」って海苔漁師仲間、どんどん手を挙げて土俵に上がりましょう!🔥 僕らが海苔を作り続ける未来のために、この思い一つで十分です!💪


 

お世話になった増辰海苔店のみなさん、本当にありがとうございました!!

 

今年も全員一丸での最高のおもてなし企画に感動しました〜!漁師仲間の佐賀市・鹿島第二のみんなとのご縁も最高でした!🔥感謝感謝です!これからも一緒に海苔業界盛り上げていきましょう!


7/23(日) ワークショップin慶應大学牛島ゼミの皆さん、ありがとうございました!

この日は同じ大曲浜の津田大くんと一緒に、慶應大学商学部・牛島ゼミのみなさんとのワークショップでした!

 

大学生のみなさんや、OBのみなさん、牛島先生たちと、海苔作りの話や、僕らの思いを一緒に話したり、海苔の食べ比べしたり、途中に質疑応答も気軽にできる雰囲気の中で和気藹々と楽しくセッションできました。楽しかったなー

 

大学生は子供じゃない。十分立派な大人なんだけど、これから未来と希望に溢れる素晴らしい若者たちです。これからどんな大人目指すか、真剣に考えることが人生で一番多い時期かもね。

 

僕らみたく大人先輩が夢語らないと。仕事への熱い話、思い、一緒に語っていいじゃん。こんな一直線の社会人もいるんだよって。

 

みんなにも同じように、別の分野でいろんな体験をして、苦しんで、もがいて、何があっても這い上がって、背中で言葉で若者に語れる社会人になってほしい。僕ら先輩も付いてるからね。

いつでも東松島に来てね〜!

 


企画準備してくれた、福田せーたろー、まーさ、はるな、ゆーな、みんな、牛島先生、本当にありがとうございました!!

▶︎イベントレポートはこちら!牛島先生ありがとうございます〜!


最後、8/9(水) ワークショップ in ドコモ東北支社ファミリーの皆さん、ありがとうございました!2回開催!

今年のオフシーズン締めのワークショップは、再度NTTドコモ東北支社さん。社員さんとご家族が集まる”ファミリーデー”での開催でした!大きな企業さんってファミリーデーってあるんですね、全然知らなかった。。。

 

今年はありえないくらいのワークショップ経験してきたんで、最後は勢いつけて自信満々で臨みました!スベりました!今年最後の武者修行でした!!しかも写真ないです💦

 

僕の話きいてくださったみなさん、子供達、なにか一つでも記憶に残って、オニギリ食べる時に一瞬でもファミリーデーのこと思い出してくれたら嬉しいです。

 

NTTドコモ東北支社の皆さんとご家族の皆さん、山本圭一さん、本当にありがとうございました!!


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2017.7.22(土)ワークショップ@増辰海苔店・埼玉工場!

■7/22(土)今年最後の一般向け海苔ワークショップ!

昨年満員御礼大好評!@増辰海苔店・埼玉工場での開催です!!

 

2017年オフシーズン最後の一般向けワークショップ。昨年大好評を博した海苔ファンにたまらない最高のイベントが帰ってきました!増辰海苔店さんでの開催です!

 

 

増辰海苔店さんの埼玉工場では、普段一般の人が立ち入ることのできない、焼きのりができるまでの工程見学や、その前後のお仕事(参加してのお楽しみ!)を知ることができる、超~~~レアな機会です。

 

しかもなんと!

この日参加されたお客様だけに、増辰海苔店さんから超お得な海苔のお土産付き!海苔好きな方に贈る感謝祭、海苔問屋と生産者による最高のイベントです!!

 

ご参加はお早めに!

お一人ご参加でも大満足いただける会となってます!

 

みなさんとお会いできるのことを楽しみにしてます!!(^O^)/

☆昨年のワークショップの様子はコチラ


〇日にち:2017年7月22日(土)

 

〇時間:1回目)午前の部 10:00-12:00

    2回目)午後の部 14:00-16:00

 

〇会場:増辰海苔店・埼玉工場(埼玉県吉川市栄町83)

 

★JR武蔵野線吉川駅南口より送迎あります

 <吉川駅南口・金のなまず銅像前集合時間>

 ※1回目)9:15集合、2回目)13:30集合

★お車でご来場の方は、各回先着8台駐車可

 

詳しくはお申し込みの際にいずれかご相談ください

〇申し込み方法:増辰海苔店フリーコール

 (平日10:30-17:00) TEL:0800-888-0141 まで

 

★その他、アイザワ水産、相澤太へのご相談も承ります(Mail:nori@aizawasuisan.com)

 

 


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2017.7.5(水) 新潟・長岡ワークショップ!

■7/5(水) 海苔ワークショップ@新潟・長岡!

 

米どころ新潟でのワークショップ!

米にはやっぱり海苔!ってことで、かなり楽しみに伺います!!

平日ですが、午後&夜の2回開催!!お世話になります!よろしくお願いします!



 

■主催者からのイベント概要■

 

海苔漁師が伝える海苔、自然、市場の事、海苔の食べ比べなどなど、最年少で「皇室献上の海苔」に輝いた海苔漁師さんから直接学べちゃいます!

 

日本人の私たちに、とても身近な存在の「海苔」。

でもその身近な存在の海苔のこと、どれだけご存知でしょうか??

 

「そもそも、海苔って何?」

「どのように作られているの??」

「海苔の味って違いはあるの???」

 

などなど。。。

 

身近すぎて、知らないことだらけの海苔のことを、

宮城県東松島の海苔漁師、相澤 太さんがわかりやすく教えてくださいます。

 

海苔の食べ比べも付いて、参加費無料!

 

 

■日時

  2017年7月5日(水)

  *午後の部 14:00 - 16:00(13:30より受付開始)

 

  *夜の部(18:30 - 20:30)もあります。

   Facebookのイベントページでは別に設定してあります。

   見つけられない方は「ディスカッション」ページから、

   もしくは nekonoyume@hotmail.fr まで

   ご連絡下さい。

 

 

■場所

  まちなかキャンパス長岡5F 交流ルーム(長岡駅徒歩5分)

  長岡市大手通2丁目6番地

  フェニックス大手イースト

  0258-39-3300

  http://www.machicam.jp

 

 

■参加費

  無料

 

 

■定員

  60人(先着順)

 

 

■お申し込み方法

  Facebookイベントページの上にある「参加予定」ボタンをクリック

  または nekonoyume@hotmail.fr までご連絡下さい。

  *代表者がお申し込みをされる場合は、お手数ですが、

  nekonoyume@hotmail.fr まで参加人数をお知らせください。

 

 

■懇親会

  夜の部のワークショップ終了後に、相澤さんを交えての懇親会も

  予定いたしております。

  こちらは会費制になりますが(場所・会費は決まり次第お知らせ

  いたします)

  参加ご希望の方がいらっしゃいましたら、

  nekonoyume@hotmail.fr まで「参加者名・参加人数・携帯電話番号」

  をお知らせください。

 

  相澤さんと、楽しいひと時を過ごしましょう。

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[第4回全国海苔サミット] 2017年7月3-4日

【お知らせ】第4回は千葉!木更津で開催です


 

■一般食味評価員募集・申し込みページは こちら (東北食べる通信内部で作成、Googleフォームへリンク)

 

※一般参加・各機関よりご参加ご希望の方へ

当アイザワ水産では、申込み受付・問い合わせ等の対応は行っておりません。プレスリリースにあるプログラム・開催内容に関する問い合わせも同様となります。また、運営事務局による上記申込ページでの個人情報等に対し、一切関与しておりません。

 

 

→問い合わせに関しましては、【海苔サミット運営事務局長/higamatsu@taberu.meへ直接お願いいたします。

 

 


【プレスリリース内容】

全国の海苔生産者とその関係者で構成される海苔サミット実行委員会(実行委員長:鈴木 和正)は、国の海苔生産者が一堂に結集し、海苔を通じた活動の未来を模索する今年で4回目となる「海苔サミット」を2017年7月3日(月)~4日(火)に千葉県木更津市で開催いたします。

 

 

 

【開催の主旨】

近年の海苔養殖は養殖技術や生産性の確立が先代達の努力・研究心の積み重ねにより現在まで引き継がれてきました。しかし、近年の異常気象による新たな生産リスクの発生や、市場のニーズや生産者・消費者の価値観の変化など取り巻く環境も変化しています。この現状と状況についての理解を深め、まずは海苔業界の未来を中心に、生産者発の意見交換の場を作り、日頃の海苔生産に活かす事を模索すべく、地域や技法などの垣根を超えた生産者同士が集結し、様々な角度から協議したく開催します。

 

 

【目的】

第4回海苔サミットの会場は千葉。千葉の海苔はひと昔前まで大消費地東京が近いという環境もあり、贈答用として重宝され、そのため海苔の単価も高いままに推移していた時代もありました。しかし、市場動向や環境面が現在では激変しているにも関わらず、自らを知り、改善・改革を図るなど、自らの産地の振り返りをする動きがないのも現状です。

今回のサミットでは、そんな状況でも千葉の海苔を盛り上げようと県・問屋・漁連・生産者が集い、行動できる体制が徐々に整いつつある現状を知って頂いた上で、各産地にも危機感を持って自分の地域、産地を知り、次の1年をどうやって個人単位ではなく、日本の数ある産地の一つとして存在意義が持てるか。今変わらなければこのまま何も変わらず、千葉の海苔を含め日本の海苔業界が衰退します。衰退させないために、まずは各産地の顔とも言える生産者の意識の向上が不可欠と考えています。

 

 

【開催概要およびプログラム】

■日程:2017年7月3日~4日(2日間)

■場所:東京ベイプラザホテル 千葉県木更津市新田2-2-1

    TEL:0438-25-8888

 

<1日目:7月3日(月)>

12:30~     受付開始

13:00~13:15  海苔サミット開催と挨拶

13:15~13:30「SWOT分析から目標立てに関して」

         各産地の分析と報告の意図説明 太田 将司(東松島食べる通信)

13:30~14:00【開催産地発表】「千葉を振り返り、今を見て思う事、伝えたい事」

          発表:鈴木 和正(千葉県 新富津漁業協同組合)

14:00~15:30 産地毎に分かれて分析と目標立て※産地ごとにグループ

        (1) 現状の課題
        (2)次の1年で産地として取り組む事
        (3)目標に対してのアクションプラン

15:30~15:45 休憩

15:45~17:00 各産地のレビューと、目標発表(各産地15~20分)

17:00~17:30 1日目総括及び、連絡事項/1日目閉会

18:00~    懇親会(東京ベイプラザホテル)

 

<2日目:7月4日(火)>

8:45~      2日目主旨説明

9:00~10:30   海苔の食味検討会(食味体験を行いポイント別に意見交換)

        生産者、消費者の求める美味い海苔とは?

10:30~10:45 休憩

10:45~11:30 講義「“味”というもの」 講師:「つきぢ田村」三代目 田村 隆氏

11:30~12:00 事例報告「ドコモICTブイの実例報告と提案」

        講師:NTTドコモIoTデザインプロジェクトチーム 山本 圭一氏

12:00~12:20 次回開催場所及びテーマ決定

        実行委員長総括(千葉県 新富津漁業協同組合 鈴木 和正)

12:20~12:30 第1部終了

 

第2部「パネルディスカッション」は任意での参加となります

13:30~15:00 パート(1)「海苔の生産技術に関して」

        パネラー:生産者

        ファシリテーター:鈴木 和正

        内容:千葉の生産課題をベースに各産地と解決しながら討議

        パート(2)「海苔漁師として出来る共同プロモーションを考える」

        パネラー:生産者、業界、オブザーバー

        ファシリテーター:太田 将司

        内容:漁師たちで出来る事は何があり、何なら実行出来るか?

15:00~    総括、解散

 

 

【参加予定産地】

※2017年6月13日現在、8県23生産地105名の漁師が参加予定

宮城県:矢本支所/浦戸支所/宮戸西部支所

千葉県:千葉県 新富津漁業協同組合/富津漁協/金田漁協/大佐和漁協/船橋漁協/下洲漁協

兵庫県:神戸市漁協/林崎漁協

岡山県:笠岡市漁協/小串漁協/九蟠漁協

愛媛県:西条漁協

福岡県:大和漁協

佐賀県:佐賀市支所/南川副支所/有明諸富支所

熊本県:松尾漁協/畠口漁協/沖新漁協/河内漁協

 

■過去実績

第一回(宮城県仙台市) 5県13生産地35名参加、その他(各資材機械メーカー多数)

第二回(熊本県熊本市) 7県16生産地56名参加、その他(各資材機械メーカー多数)

第三回(岡山県岡山市) 8県23生産地80名参加、その他(各資材機械メーカー多数)

 

 

【運営体制】

■主催:海苔サミット実行委員会

    (第4回実行委員長 鈴木 和正/事務局長 太田 将司)

 

■後援:NTTドコモ・東松島食べる通信

 

■協力:株式会社アイフィス・NPO法人フードデザイナーズネットワーク

 

(参照:@press 海苔サミット実行委員会

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2017年6月23日発売 「おいしいものには理由がある」

「おいしいものには理由がある」著者:樋口直哉氏

日本人の皆さんにこそ、ぜひ読んでいただきたい一冊

樋口直哉 おいしい 海苔 相澤 相澤太 アイザワ水産 服部 角川 おいしいものには理由がある

 

おいしいものには理由がある

著者: 樋口 直哉 

定価: 1,620円(税込み)

 

「日本の食は昔よりも美味しくなっている!」

 

和食が世界遺産に制定され、日本料理はここ十年余りの世界的な流行になった。外国の料理人の多くも関心を持って、誰もがそれを理解しようとしている。しかし、当の日本人の多くは日本料理を意識することすらなくなってきているのではないか。

 

そこで、日本の食を支えている食材の生産者や職人を、作家であり料理人である著者が訪れて、私たち日本人が実は知らない日本の“食”を紹介する。

自らの仕事に誇りと情熱を持ち、それに打ち込む姿は我々日本人が誇るべきものであり、それが我々の食文化を守っていることがよくわかる。

 

作家ならではの筆致と、料理人ならではの視点をもつ著者ならではの文章には他を寄せ付けない力強さがある。

(KADOKAWA公式オンラインショップ カドカワストアより)


ISBN コード : 9784044002701

サイズ : 四六判 総ページ数: 256ページ

商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 17.0 mm

※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

●樋口 直哉:1981年5月19日、東京都生まれ。

服部栄養専門学校卒業。2005年、「さよなら アメリカ」で群像新人文学賞を受賞しデビュー。同作は第133回芥川龍之介賞の候補にもなった。著書に『大人ドロップ』(2014年映画化)『ヒマワリのキス』『スープの国お姫様』『キッチン戦争』など

 


相澤太も取り上げていただきました。感謝!!

「著者の樋口直哉さん、服部学園・志賀先生!本当にありがとうございます!」

 

ダイヤモンドオンラインの連載『ニッポン 食の遺餐探訪』に加筆・再構成したそうです。

お二人との出会いは今から4年半以上も前。2012-13年シーズン極寒の真っただ中に海苔漁へ取材に来てくださった樋口さんと志賀さんが作り上げてくださった当時の記事に、現在までの内容をより充実させて大幅に加筆・再構成いただいています。

自分のことは自分がよくわかってるのに、良くこんなにまとめていただけたものと、正直感動してしまう筆致です。ずっと追っかけてくださった志賀さん樋口さん、改めて本当にありがとうございます!

 

もちろん、僕以外の生産者・製造者のみなさんも同様に、素晴らしい方々がたくさん登場してて、感動してしまいました。

この本には日本人が未来へ残すべき遺産(レガシー)が詰まっています。

 

樋口直哉 おいしい 海苔 相澤 相澤太 アイザワ水産 服部 角川 おいしいものには理由がある

著者:料理人でもある作家の樋口直哉さん。極寒の東松島での漁取材、軽装で足元も濡れて、凍り付く地獄のような寒さの中、具合が悪くなるほどの寒さの中、、取材はしっかり魂こめてくださいました!さすがとしか言いようがありません!

この本は、日本の食・未来への宝です!

本当にありがとうございます!

樋口直哉 おいしい 海苔 相澤 相澤太 アイザワ水産 服部 角川 おいしいものには理由がある

服部学園の志賀元清先生。樋口さんとの漁取材の際には、素晴らしい映像を作ってくださいました!

*映像:アイザワ水産 海苔漁師 ニッポン食の遺餐探訪 Vol.3

東京でのワークショップでの記事も書いてくださったり、遠忠食品さんとのダイヤモンド海苔佃煮にご協力いただいたり、、これからもお世話になります!

いつも本当にありがとうございます!

 

本に出てくる生産者・製造者の皆さんは、全国の有名なあんな人やこんな人…皆さん全員、立派な取り組みやこだわりをされている、日本の素晴らしい食を守る仲間です!

 

中身は本を読んでからのお楽しみ!ですよね、宮島さん!😃

僕自身もすごく刺激を受けました!


一足先に読ませていただきました、、、この本マジでヤバいです✨

素晴らしい本を世に出してくれました。

料理人でもある樋口さんならではの切り口と、作家としての表現力は、さすがとしか言いようがありません、

食と伝統を守り未来へつなぐことへの誇りを、改めて強く感じました。

僕自身普段なかなか知ることのない異業種の職人・生産者の方々の思いやこだわりを初めて知れました。 

こんな作り手がたくさんいる日本の食の未来は頼もしい!こうやって伝えてくれる人たちがいることがは、何倍も頼もしいです!

僕はこれからもずっと、一生で一番美味い海苔作り目指して魂込めて生き抜きます✊

樋口直哉 おいしい 海苔 相澤 相澤太 アイザワ水産 服部 角川 おいしいものには理由がある

やばい、マジで感動してしまった…

樋口直哉 おいしい 海苔 相澤 相澤太 アイザワ水産 服部 角川 おいしいものには理由がある

服部先生のお言葉!いつか本の皆さんとも語り合ってみたい~!



■本のインターネット注文はこちらから(電子書籍もあるみたいです)


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2017年ワークショップ開催要項

 

 今年のオフシーズンでのワークショップについて募集したところ、沢山の方にお招きいただきました。

貴重な機会をいただけること、心から感謝いたします! !

 

海苔の価格上昇が話題になっている昨今、海苔漁師だからこそできる話をわかりやすく真剣に、精一杯お集まりくださる皆さんへお伝えできればと思います。💪🔥

 

6月~7月 それぞれ詳細決定次第、順次開催の案内をお知らせしていきます。

※企業団体様での社内研修的な限定ワークショップは、案内を割愛させていただきますのでご了承ください。

 

人数に制限はありますが、お時間・ご都合の良い方は是非ご参加ください!待っています!

 


<開催概要>

 

<まずは6月東京開催のお知らせ>

 

日頃より、僕の海苔をはじめとした食材や生産者を大切に思い、食べる方に心を込めてお届けしてくれる一流料理人さんたちに企画いただきました!!

 

6月は、海苔を使った最高のコース料理とワークショップの両方をお楽しみいただける会となります。

酢飯屋さん、銀座やまの辺さん、有名両店とも今回しか食べられない特別コースで腕を振るっていただけることになり、身に余る光栄です!!

 

 ■開催決定:2017年6月14日(水)寿司・酢飯屋さん@東京 江戸川橋

■開催決定:2017年6月17日(土)銀座 やまの辺 江戸中華 さん@東京 銀座

  

*共に席数が限られるため、お申し込みの方はお早めにお願いいたします!満席時はご了承ください。💦

 

 

■開催決定:2017年6月14日(水)寿司・酢飯屋さん@東京 江戸川橋

 

※通常、完全予約制・完全紹介制の人気寿司店。

 

 寿司職人・岡田大介氏による特別寿司コース付きの超目玉企画となっております。

 

【海苔漁師 × 寿司職人】が織りなすこの企画、皆さまには味わいを楽しみ、お腹を満たすだけでなく

食材魂までも感じていただけるお食事時間となりますことを願っております。

 

http://www.sumeshiya.com/sushi/2017/06/post-27.html

 

【日時】 2017年 6月14日(水)19時00分〜22時00分

 

【場 所】『酢飯屋』 東京都文京区水道2-6-8 

 

【最寄駅】

 地下鉄 有楽町線 『江戸川橋駅』 4番出口から徒歩3分

 

【会の流れ】

  • 相澤太自己紹介
  • 海苔の話
  • 相澤太の海苔食べ比べ
  • 酢飯屋の海苔が主役の寿司コース
  • 海苔の未来と僕の想い
  • 質疑応答

【会費】  7,560円(税込) 限定20席

※お飲物代は別料金となります。

 

酢飯屋ファンクラブ会員の方は 6,480円(税込)です。

◆店主・寿司職人ご紹介:岡田 大介氏(右)

「自分達が使う食材や道具などは、可能な限り現地に足を運び、五感で確かめる。自分達で作れるものは作る、獲れるものは獲りに行く。『本質』の定義は『原点』だと考えております。」と熱く語り、実際に東松島にも足を運んでくださる店主であり寿司職人の岡田さんです!


 

※アイザワ水産・相澤太ではお申込み受付をしておりませんので、酢飯屋さんへお願いいたします。

【海苔の勉強会 お申し込みフォーム】

_____________________________

ご氏名(ふりがな)

携帯番号

ご住所 〒  

E-mailアドレス  

ご一緒される方のご氏名(ふりがな)

ご紹介者様名 (いらっしゃれば是非お書きください)

_____________________________

 

ご参加を希望される 方は、参加フォームにご記入のうえ info@sumeshiya.com までご連絡下さいませ。

参加費は事前お振込みでお願いしております。

参加ご希望の方は6月12日(月)までに参加費のお振込みをお願い致します。

ご入金確認が出来次第、受付完了とさせていただきます。

 

【お振込先】

______________________________________________

三井住友銀行

(店名) 本店営業部

(普通)2366556  株式会社酢飯屋

______________________________________________

 


■開催決定:2017年6月17日(土) 銀座 やまの辺 江戸中華 さん

 

※通常、完全予約制の人気江戸中華店。TBSテレビ「おびゴハン!」でもおなじみ

人気オーナーシェフ・山野辺仁氏による特別ランチコース付きの目玉企画となっております。

 

【海苔漁師 相澤太×銀座やまの辺江戸中華コラボランチイベント】

いまそこにある危機、日本の海苔を全て知ろう!シェフ渾身の特別海苔ランチコースを楽しみながら、海苔漁師 相澤太が海苔の現状やまだまだ知られていない事を、わかりやすく説明いたします。

 

http://ginza-yamanobe.com/

 

 

【日時】 2017年 6月17日(土)

 

1部 11:00~12:30部 限定13名

2部 13:00~14:30部 限定13名

 

【場 所】『銀座 やまの辺 江戸中華』

東京都中央区銀座8-4-21 保坂ビルB1F

 

tel: 03-3569-2520

 

【最寄駅】

JR・東京メトロ各線 『新橋駅』 銀座口より徒歩5分

東京メトロ各線 『銀座駅』 B3出口より徒歩10分

 

【会費】

3,800円(税込・サービス料込) 限定各13席

 

※特別ランチコース付き:海苔の食べ比べや、海苔を使った稲庭中華そば、点心(暫定、海苔の肉まん、海苔と海鮮の春巻き)

 

※現金現地払い、

 ドリンクオーダー別料金となります。

 

(通常のランチコースは10,000円(税サ別)~、4名様~、今回限り特別にお得でカジュアルなコースをご用意いただきました。m(. .)m)

◆オーナーシェフのご紹介:山野辺 仁氏(左)

これまでに国内外の生産者や食材を幾度となく訪ね、日本や日本食材の素晴らしさに気付き、日本の四季を中華で感じる『江戸中華』というコンセプトにたどり着いたという山野シェフ、これまで東松島にも何度も足を運んでくださいました!



2016.12.07(水)19:30~【NHK総合】ガッテン!旬の「のり」プロの直伝技SP

NHKガッテン!海苔の特集です!!!

~海のミネラルを豊富に含む健康食品「のり」。漁師だけが知る「究極の食感」や、「即席だし」として活用するワザ、絶対シケさせない裏技まで!のりが持っている本当の美味を再発見!~

 

…だそうです!すげー!!ぜひ永久保存版で観てください!!

海苔の楽しみ方、魅力が広がることを願って。2016.12.4 相澤太。

 

”海苔”だけに特化した番組ってなかなかないですよね。

今までも今も僕はずっと、一人でも多くの人たちに海苔を楽しんでもらえるように、海苔の価値を広げるために地道に取り組んできました。

 

そんな僕らや全国の海苔漁師にとっても、今回の企画は凄く嬉しいことですし、真摯にお客様に向き合う問屋さんや販売店さん、料理人さんたちにとっても、良いことだと思います。

 

なにより、食べる人たちに観て喜んでもらえることが僕らの喜びです。

 

海苔が好きな方も、そうでない方も、全ての人たちに見てほしいです。


番組協力は、通常であれば絶っっ対にお断りする繁忙期💦 

特に育苗期前からは、目の前の海苔以外のこと考えられないです。

 

今回は海苔の価値復権のため、そして海苔好きの皆さんに感謝の恩返しも込めて、特別に全面的に支援することに決めました。自分がどれくらい映るかとかは別として、番組のために自分なりに懸命に向き合いました。

そして、紹介させてもらった各地の各業界のみなさん、ご協力くださったみなさん、本当にありがとうございました。

 

どんな番組の仕上がりになっているのかわかりませんけど、少なからず僕らの思いもこめた番組です。

きっと観る人に楽しんでいただけると期待しています!

 

(2016.10.27)

大曲浜の撮影はなんと今シーズン初摘み(初日)…自分らもヒロシ君もみんな超真剣な時期でした。現場で鬼の顔見せてるかもしれません💦ひきつった顔してたらすみません。。。

浜へ戻る撮影クルーのみなさん、寒い中本当にお疲れさまでした!


 

繁忙期のためTVには出られないのが当然の真剣な時期、僕ら全国の仲間漁師は食べる人のために懸命に美味い海苔目指して現場で自然と向き合ってる時期です。

 

撮影されてない地域も全国に沢山あります!

それぞれ海況があり産地の特性、そして作る人の思い。

どこが一番美味しいとかじゃなく、それぞれ違いを「楽しむ」、僕はこれを皆さんに感じてほしい。

 

食べ物は何処かで誰かが作った物なんです。それを知ると色々なことが豊かになります。

そんな裏側を想像しながら見てもらえたら何倍も楽しめると思います!よろしくお願いします!

 

最後に、奥深く難しい海苔の世界に飛び込んできてくれたNHKチーフディレクターの成田さん。各地回って取材してくれたそうです。厳しい漁師の世界も垣間見たと思います。お疲れ様でした!

 

僕も新しい海苔の世界を楽しみに観てみたいと思います!

 

皆さんもぜひ、番組を楽しんでみてくださいね!✊✊

 

2015年1月と7月に開催した海苔ワークショップにも参加してくれた成田さん!これからも食べる人と生産者を未来につなぐ番組作ってくださいね!


母校の子供達やスタジオの皆さんから、おにぎり「最高」「美味しい」の声、本当に嬉しかったです!

感謝です!!ありがとうございました!

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2016.7.23(土) 【感謝】2016年海苔ワークショップ!@埼玉県増辰海苔店

2016年は業界初。海苔問屋と海苔漁師のコラボ開催となりました。

【漁師×問屋】生産現場から、入札・加工・販売まで。

(写真提供:株式会社増辰海苔店様、一部・アイザワ水産、無断利用・転用を固くお断り申し上げます。)

 

「極上焼きたての海苔の感動の味をお客様にお届けしたい」

 仕入れと目利きに腕の立つ、こだわりの老舗海苔問屋・増辰海苔店さん。

 

「一生で一番美味い海苔作り」”一生一品”を目指す、職人海苔漁師・相澤太を迎え、お客様に笑顔をお届けする本気イベント。

 

「共に描く海苔の未来のため、そしてお客様の笑顔のため」

プロ同士の協創により実現される’’感動の味’を、さらに一歩。

もっともっと海苔が好きになる、お客様感謝イベントを兼ねた業界初のワークショップが、ついに実現されました。

 

本当に素晴らしいこれまでにないイベントとなりましたことを、あらためて感謝を申し上げますとともに、その一部を、ご報告いたします。

会場は株式会社増辰海苔店様(創業大正3年4月/店舗:東京九段)工場・本社:埼玉県吉川市。

目利きと鮮度を第一に、量販に出回らない最高品質の海苔の原料を元に、究極の焼きたてブランドを展開しています。


増辰さんの本気。なんとお客様も。真剣そのもの。


◆ワークショッププログラム(2回開催×各2時間)

▲ワークショップポスターまで作ってくださいました。業界初の試みに、開催決定早々あっという間に満員御礼。人数制限増加するもすぐに満席となったそうです。

(埼玉県の吉川市長もブログでご紹介くださりありがとうございました。)


▲会場は埼玉県吉川市栄町の増辰海苔店・吉川工場。

社長はじめ社員・従業員の皆様全員、休日返上で、満面笑顔のお出迎えです。



▶前半…「海苔問屋部門」

 

①海苔の仕入れのお話し・見学

 「入札の目利き」

  等級、県別肩書き種類の違い、見た目・色

全国の産地から様々。各用途に適した海苔をいかに選んで仕入れるか。

▼参加者は赤ちゃんから大人まで。

開始早々から、みんな海苔ソムリエのお話にいきなり真剣です。

大人も子供も熱心にノートをとったり写真を撮ったり。

本等級は色だけ。味は関係ない。

海苔の等級には大きく二つ。第一の”本等級”の基準は、「味」ではなくて「色(黒さ)だけ」って、驚きですね。二等級と四等級、見るとくっきり違うんです。もう一つの”肩書き”という等級も、各県によって色んな種類があることを学びました。それにしても各産地たくさんの海苔!等級が高く柔らかい最高の海苔でも、味はう~ん、っていうのもあるのが海苔の奥深さのようです。

”海苔の買い付け”の見極めと、実際に焼いてから判断できる”味”により、様々な美味しい食べ方を提供するのが増辰さんの腕の見せ所なんですね。


 

  

②工場の見学 「製造工程の流れ」~先ほどの倉庫の海苔が、どうしたら商品になるのでしょうか。

 

▲受付でもらったクリーンウエアに着替えて、キレイに手洗い。みんな初めての海苔工場見学にワクワクドキドキです。

▼中に入ると本当に良い海苔の香りでいっぱいです。

中込工場長はじめみなさんに、海苔の焼き上がりから袋詰めまでの過程を丁寧に教えていただきました。初めての海苔工場に、大人も子供も大興奮!

⓪海苔乾燥機、①海苔供給機、②焼き釜、③中央操作盤、④異物選別機、

⑤カウント機、⑥切断・きざみ加工、⑦袋詰め、⑧シーラーまで。

1分間に260枚の焼きたて海苔。

 ☆焼きたて海苔の試食(なんと「金辰」!この後お土産に!)

 ☆きざみ海苔のつかみ取り(袋に入った分だけお土産に!)

きざみ海苔、手づかみでこんなにたくさん取れるんですね、みんな笑顔で大満足。そして、温かくほかほか&パリパリ焼きたて海苔の美味しさに驚きました。



▶後半…「海苔漁師のお話し」

イケメン 天才 漁師 相澤太 東松島 歴代最年少皇室御献上海苔漁師 海苔  最高級 宮城 矢本 大曲浜 アイザワ水産 海苔漁師

味の違いは、全ての工程における生産者それぞれの思いと技術+自然。

 海苔っていうのはどういう生き物なのか。

 自然界ではどうやって生きているのか。

 どうやって育てているのか。

◀︎種付けー育苗・干出ー本養殖ー摘み取りー生産まで、全ての過程における生産者の”手間暇のかけ方、癖、こだわり、思い”によって、味が変わるということをお伝えした変態海苔漁師です。

どこの誰のが一番美味いじゃなくて、 海苔を楽しんでもらうこと。

▲初めて聞く海苔の生態・漁師のお話は、大人でも難しいと思います。大人だけでなく小学校低学年の皆さんまで一生懸命真剣に話を聞いてくださって、本当にありがとうございました。

海苔とご飯の「黄金比率」を試食しました。




2016ワークショップを終えて。相澤太より。

今回ご参加くださった皆さん、そして、増辰海苔店の皆さん、皆さんのおかげで最高のワークショップになりました。本当にありがとうございました!!(満員でご参加できなかった皆さん、すみませんでした。💦)

 

今回初めて問屋さんとの企画ということで、海苔の胞子の状態から焼きたてまで、全ての工程が学べる大変貴重な回だったと思います。その分頭もパンパンになったかもしれませんね。お土産もたくさんもらって海苔もパンパンでしたね。(笑)

 

僕のプログラムでは、海苔作りのことも話しましたが、なぜこのような場所に出向いて皆さんにお話しするか、という思いも最後にお伝えさせていただきました。だから来年も再来年も毎年恒例で、ぜひ一人でも多くの人たちとお話しして交流していきたいと思っています。あらためてその意味を、ここに記しておきたいと思います。

 

イケメン 天才 漁師 相澤太 東松島 歴代最年少皇室御献上海苔漁師 海苔  最高級 宮城 矢本 大曲浜 アイザワ水産 海苔漁師

こうやって食べる人と直接つながることは、すごく励みになるんです。毎年、もっと美味しい海苔つくりに挑戦しようって、色んな人の顔が浮かびますから。

感謝と楽しさと、もう一つの思い。未来への使命が見つかった。

 一次産業は、作ることが第一の使命。

しかも漁師は危険と隣り合わせ、6~7mの波が立つような太平洋で命かけてやってます。

 

 僕は、28歳で完全に「良いもの(等級、見た目)」は取れるようになったんで、 

これからは漁業の課題を変えてかなきゃないと思った頃でした。

イケメン 天才 漁師 相澤太 東松島 歴代最年少皇室御献上海苔漁師 海苔  最高級 宮城 矢本 大曲浜 アイザワ水産 海苔漁師

ある問屋さんから「海苔は10年ストックできるからね」と言われたことがあります。(※もちろん増辰海苔店様ではありません。)

 

安定供給も大事です。しかしそれじゃ一生懸命作った海苔も

風味なくなるわ…って、作り手として正直ショックでした。

海苔漁師は今でも毎年200人ずつ位やめていってるんです。

 

 「良いもの=美味しいもの」を作ることを追求し続けられるために、専念できるようにするために。僕らの世代で解決すべき使命だと、これらの課題に挑戦することを決めました。

 

これからの一次産業は、今作るだけではなくて、将来の子供、その次の子供の世代に、継げるような環境を遺してくことが使命です。カッパを脱いだポンコツは必至で言葉を覚えました。


勉強もしました。日本人は今、多くの人が安いもの、輸入品ばかり買っている。そういうものがたくさん売られているからでもある。

食糧自給率、世界の先進国で日本は唯一の異常な低さ。

これは一次産業がちゃんと仕事として成り立っていない証拠です。

だから辞めていく。継ぎ手がいないという。

 

すると、環境が守られなくなっていく。

僕らはますます作れなくなっていく。

山があって大地があって川があって栄養が流れてくる。

 

作るひとがいるということは、環境が守られるということ。

環境が守られるから、僕らは作ることができる、ということです。

 

 これは一人二人では変えられないことだから、浜超えて県を超えて海苔漁師が肩組んでやってかなきゃない。他の一次産業も一緒。

農家さんがいなくても、自然環境は守られないからです。

 

(参考:同じ浜同じ日同じ海苔での栄養塩の有り無し。)


僕は絶対に、人に「自分のが一番美味い」とか、どこのが美味い、とか言わないんです。

産地問わず、全国にはスゴ腕海苔漁師、いっぱいいますから。

 

だから、どこの誰のが一番美味いじゃなくて、「海苔を楽しんでもらう」ことを大切に感じられる取り組みとしてやってます。

 

海苔が作れるのは、人と自然の環境がそろってこそ。

 

それには絶対必要なのは、食べるひとです。

 食べるひとがものの価値を知ってくれたら、日本も自然ももっと変わります。

 

例えば、地元の食材を食べる、それを人に紹介するだけでも、少なからず盛り上がる。やらないよりはいいじゃないですか。

 

  今回お話しした中で、少しでも「へえー!」って思うところがあったとしたら、ぜひ、一人でも多くのお友達に、こんな生産者の話聞いたよって、一つでも話してもらえたら、来た意味があったと思います。

 

 そして、海苔を食べるときには、僕らや増辰さんの顔を、海を、思い出して、さらに言えばどんな食材にも作り手の想いが吹き込まれているということを、時折感じていただけたら嬉しいです。

 

僕も皆さんの顔を思い出しながら、笑顔で喜んでもらえるような海苔作りに励みます!

▲小さなお子様から、わざわざ遠くからお越しくださった方々まで、増辰ファンの皆さんは本当に素晴らしい方々でした!ありがとうございました!!


そして問屋さんです。

 

 本来、作るひとは作るに徹する。

餅は餅屋。

僕ら生産者が懸命に作った食材も、

食べる人まで大切に届けてくれる存在や、関係が必要だったんです。

 

それらの関係性をもういちど構築することが大事なんです。

 

問屋さんはものの価値を見定めて、価値を魅せて、食べる人に届ける。どこ産の誰のものか、魅せるのは大変なこと。

それをやっていこう、魅せていこう、お客様に直接伝えていこうというのが、今回のように増辰さんだったんです。お金のやりとり(販売)だけでなく、仕事の価値を理解して、未来につながる仕事をしている。

 

だから僕たちは、共にワークショップを実現できました。

こうやって皆顔を合わせて集まれる関係性が生まれることは、僕ら生産者もすごく嬉しいことです。

 


「作る」「伝える・届ける」「食べる」の関係性が生まれました。感謝です!

最後にあらためて、増辰海苔店の皆さんに心から御礼を述べたいと思います。

皆さんのワークショップへの取り組み姿勢、事前の念入りな準備・リハーサル、お客様のおもてなし、お土産の数々、そして休日出勤にもかかわらず皆さん快く一致団結し、この初めてのイベントを大盛況に盛り上げてくださいました。

これは、お客様想いの増辰さんだからできることだし、僕ら作り手の想いも十分に汲んでくれてのこととしか言いようがないです。

ここまでできるのかと、正直驚き、感動してしまうほどでした。

また、現場の皆さん一人ひとりが僕の話を真剣に聞いてくださったことも本当に有り難いことでした。嬉しかったです。

 

これからも力をあわせて食べる人に価値を伝え、一緒に業界を、未来を作っていけたら嬉しいです!

本当にありがとうございました!!

 

足を運んでくださったご参加者の皆さん、増辰海苔店の皆さん、マブダチ・原島さん!最高に楽しかったです!

本当にありがとうございました!!

 今度はぜひ東松島にも遊びに来てくださいね!いつまでも待ってます!


■ちなみに、2時間フルにこれだけ海苔で楽しめて、参加費会員500円(一般1000円)って凄すぎです。しかも最高級のお土産付き・・・。来年からもきっと大人気恒例企画として毎年開催されることを期待して、ぜひこれを機に早めに皆さん情報を得られるように、増辰工場直売会員登録をされることを強くお勧めします。増辰海苔店工場直売webサイト:http://www.mastaz1914.com/

[第3回全国海苔サミット] 2016年7月5日・6日

第3回の今年は瀬戸内!岡山での開催です。


全国各地の海苔の産地から集まる仲間漁師達と、肩組んで語らうのが楽しみでなりません!

第3回の今年の実行委員長は笠岡市漁協の妹尾さんです。

僕はこの海苔サミットの発起人の一人でもありますし、全力で妹尾さんをバックアップしたいと思います!

 

震災後の2011年5月、この瀬戸内の仲間の皆に沢山の漁具を集めてもらい、トラックで引き取りに来ました。助けてもらいました。

その時に感じた瀬戸内の”海の環境”の変化を、なぜか印象深く覚えています。

漁具が余るのも、漁を引退する人が多いから。。。

モノは失ってもお金で取り戻せるけど、自然環境はそう簡単に取り戻せるものではありません。

この地の沢山の方々にお世話になった分、今度は僕らにできることを考えて行きたいです!

 

 

■開催概要(実行委員長・妹尾さんより)

〇開催趣旨

海苔の養殖技術や生産性に関しては、先代達の努力や研究心の積み重ねにより、我々若手世代はその恩恵を多く引き継がせてもらってきた。しかしながら近年の地球全体の異常気象や、それに伴う海の変化など、我々世代には新たな課題も生まれつつあり、それらを取り巻く環境や市場のニーズ、生産者の価値観も大きく変化してきている。

そこでこれらの現状についての理解を深め、将来における生産活動に活かすべく、地域や技法などの垣根を超えた生産者同志が集結し、様々な角度から協議したく開催します。

〇目的

 第3回目となる「海苔サミット」は、メインテーマを「作ることの喜び、食べてもらう喜び」と定め、生産者自らが海苔の価値を再確認し、それぞれの生産者が新たな価値として何ができるかを議論検討し、その可能性を広げていくことが目的である。

 作るだけではなく、食べる事も意識をした海苔づくりの気づきや発見を、次の1年間の活動目標としたい。


〇開催概要及びプログラム

 日程:2016年7月5日(火) 7月6日(水)

 場所:ピュアリティまきび

    岡山県岡山市北区下石井2-6-41 TEL:086-232-0511

 

 現在参加予定の浜(5月末時)

   宮城県、 千葉県、 岡山県、 香川県、

   福岡県、 佐賀県、 熊本県

 

 スケジュール

   ≪1日目:7月5日(火)≫ 13:00 ~ 17:00

   ≪2日目:7月6日(水)≫   8:45 ~ 12:00

 

〇運営体制

 主催:海苔サミット実行委員会

 

    (第3回実行委員長 妹尾 祐輝、事務局長 太田将司)


 

 

 


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2016.3.12(土) TBCラジオ「それいけミミゾー」生中継(11:15頃~)

ラジオカー生放送、ムーディー勝山さんが工場に来てくれました!

▶TBCラジオ「それいけミミゾー」毎週土曜日10:00~13:55

▶3月12日のテーマ:「あ~やっぱり我が町バンザイ!」

 http://www.tbc-sendai.co.jp/02radio/mimizo/

 

確か11:15~位から、と聞いてたと、思います💦(時間がよくわからないです、すみません💦)

仕事中でバタバタですが、楽しんでお話ししたいと思います!

ムーディーさんやラジオお聞きの皆さんに、海苔の美味しさお伝えします!

 

(▼同い年のムーディーさん。渋滞の中お疲れさまでした!ありがとうございました~)

我が町自慢に大曲浜の海苔を取り上げてくれてありがとうございます!

東松島の自慢から宮城の自慢、日本の自慢と言ってもらえるように、一同これからもがんばります!

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 【東京九段”増辰海苔店”様と業界初のコラボ】2016年3月19日、26日、4月9日 ※数量限定

【業界初】流通が変わる大きな第一歩、感謝感動です。

増辰海苔店【増辰 工場直売】限定:大曲浜の焼海苔!おにぎり海苔!

 

▶数量限定の企画品、なんと、”広告の品”としてご用意くださいました。販売日(販売場所)限定残り3日。

 

 

 

(2016年3月5日(土)・大正3年創業九段「増辰海苔店」埼玉工場(埼玉県吉川市栄町83) 工場直売の様子、1時間半で完売したそうです。)

お客さんも、漁師も喜ぶ。海苔業界の未来を創る仲間。

  創業九段 増辰海苔店さん、ありがとうございます!

▶対面販売にこだわる橋渡し。海苔の楽しみ方、漁師の想いまで。

このような海苔問屋さんは、知る限りこの世に存在しませんでした。

スーパーやデパートで、海苔の裏面を見てみて下さい。

 

そのほとんどは、いつ、どこの浜の、どの漁師が作ったか、表記はありません。

 

増辰海苔店さんは、産地別・特徴別のお薦めの食べ方のご提案に加えて、

 

・顔が見える漁師の海苔

・味見させ、お客様が納得したものしか販売しない

・作り手の想いやこだわりを、一人一人のお客様に代弁

・海苔漁の現場映像Movie、解説付き

 

”食べる×作る×売る”がつながる海苔業界革命の一歩です。

 

ことの初めは、増辰海苔店の営業部長さん。わざわざ寒い漁期を選んで、雪の積もる矢本の工場まで、二年連続お越しくださいました。

減少の一途を辿る全国の海苔漁師の抱える課題や、業界の使命、生産現場のこだわりまで、真剣にお聴きくださいました。

立場が違う者同志、互いの役割で一致団結し、漁師と問屋が”想い”でつながった瞬間でした。

 

ついに二年目。限りある量で、凄い特別企画を催してくださいました。ありがとうございます!

(「細かい産地の記載、全種味見」は、増辰海苔店さんならではの基本姿勢。新鮮焼きたて、味に自信がないとできません。これは凄いことです。)



▶お客様の顔も、生産者の顔も見える海苔問屋の「工場直売」ご案内。

(※詳細確認やお問い合わせは、増辰海苔の工場直売Webサイトよりお願い致します。)

▶大曲浜の海苔・販売スケジュール

(※販売予定に変更がなされた場合、当方では責任を負いかねますのでご了承ください。)

◆◆◆◆増辰海苔店様より、連絡事項◆◆◆

 

「数量限定のため、すぐに完売しちゃうと思います。  開店直後、お早めにお越しくださいませませ‼

※詳細情報は『増辰  工場直売』でご確認下さい。」

 

(東京)…2016年3月19日(土):ミツワ(株)様

時間は午前9時から午後2時まで

ミツワ株式会社 足立区舎人1-16-12

日暮里・舎人ライナー「舎人駅」下車 西口降りてすぐ(0分)

 

 

(埼玉)…2016年3月26日(土):三郷文化会館

時間は午前10時半から午後3時まで。

三郷文化会館 埼玉県三郷市早稲田5-4-1

 

(東京)…2016年4月9日(土):(株)カメセ水産様

時間は午前9時から午後2時まで。

株式会社カメセ水産 江東区猿江1-4-8

●東京メトロ半蔵門線「住吉駅」●都営地下鉄新宿線「住吉駅」下車
B1出口から徒歩(7分)

 



いつの?どこの?何番摘み?だれの?その思いは?まで魅せる。感謝。

・今回、初の海苔問屋さんとのコラボとなる増辰海苔店様には、アイザワ水産のこだわりとわがままをきいていただきました。

元来、飲食店料理人様に卸させていただくにあたっても、どのような売り方・使い方をされる方かを知ったうえで、こだわった海苔のみを販売させていただいてます。

その背景としては、「海苔を提供することで、料理人様のこだわりの一役として、食べてくださるお客様に本当の”美味しい”をお届けする」という海苔職人の使命の元からです。よって、お取引させていただくうえでも、「味ではなく価格重視」だったり、顔が見えない関係性だったり、海苔漁師と食べる人の未来を守る趣旨と異なる場合はお断りさせていただいてました。

 

同じように、乾海苔・焼海苔のままで食べる方に販売される小売店様の場合でも、本当の海苔の美味しさをお届けしたい目的から、一番摘みクラスの最高級海苔の提供にとどめてきました。「販売のプロ」である多くの海苔問屋さんにも、その特色や売り方まで様々です。

僕らが一生懸命作った海苔を、大切に美味しくお客様に届けてくださる販売店さんにだけ送りだしたいと思ってます。

 

特に今回の企画については、今季のシーズンでは、味を誇る増辰海苔店さんに適する特注海苔の用意が非常に厳しい時期でした。しかし、摘み番手を重ねた(固さを増す)海苔であっても、「味」にこだわった今季の品種「海苔本来の味の濃さ」をご評価いただき、【五番摘み】記載へのわがままにすらご理解を示していただいたことで、特別企画の実現に至りました。寒風一番摘み焼海苔「厳選」とは異なる、海苔本来の濃さの個性ある一品を、またとない超貴重な機会へと変えてくれました。

 

増辰海苔店さんは、海苔ソムリエはじめ、味の評価に自信を持った販売のプロ揃いです。

僕は実際にお店に伺いましたが、各名産地の旨味や特徴の食べ比べ等、本当に美味い海苔を適切な価格でたくさんご用意されてます。

 

今回の「大曲浜の焼海苔」の販売量は数が少なく、早い時間の完売が予測されますが、他の海苔も、どこかの海苔漁師仲間が命張って作った美味い海苔ばかりです。たくさんの海苔をお試しいただけたら、海苔漁師として嬉しく思います。

 

最後に、増辰海苔店の皆さんへ、この度は業界初の革命的な企画を催しいただき、心よりお礼申し上げます。

嫁に出した娘がキレイに着飾られて大切に扱ってもらえた感じで嬉しいです!これからも一緒に海苔の未来を盛り上げていきましょう!

ありがとうございます!!                                    2016年3月7日 相澤 太


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2016.3.1(火)東松島市市民フォーラム「人育み 人輝く 東松島」~心ひとつに ともに未来へ~

・3/1(火) 18:30〜20:30(18:00開場)
・東松島市コミュニティセンター1階ホール
・入場料無料

パネルディスカッションに、相澤太が登壇させていただきます。

 

「僕は海苔漁師なので海苔しかできませんが、海苔漁師にしかできない使命には向き合おうと思ってます。
だから海苔の話をします。

 

"食べた人の未来を育てる"海苔職人漁師として生きる道、経緯。
その思いや、つながりから生まれた全国各地の皆さん達との食べる楽しみ、熱い拡がり等。
不器用ですが、みなさんとお話できればと思ってます。

 

他、農業漁業、未来のためにがんばってる生産者の話も聴ける機会。

 

僕らの町、僕らの日本です。


一般人の僕たちから、1%でも未来良くして行きしょう!

 

よかったらぜひお越しください。」

 


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2016.01.09-10「東北食べる通信 + 海組」1月号の取材チームが来てくれました!

東北食べる通信+海組1月号の取材班が来てくれてます。寒い中お疲れ様です!

前回特集から約2年が経ちました。これからの未来、どんな記事になるか、海組新聞が楽しみです!

 

 

(※後ろにいるのは大曲浜の海苔漁師のヒロシ君です☺)

 

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2016.01.06 皇室御献上の浜、ついに復活しました。本当に嬉しいです!

2016年も奉献乾海苔品評会が無事開催され、ここ大曲浜に皇室御献上が帰ってきました。本当に嬉しいです!

優賞と準優賞の2名だけが、皇室へ献上されます。矢本支所から準優賞の三浦一朗さん、本当におめでとうございます!


一朗さんが作る海苔は、きめが細かく口どけがいい甘味が強い美味い海苔です。見た目仕上がりも抜群!食べたいわ。。

 

海苔養殖は、自然と人が作り上げる合作です。人の都合でどうにかできる域ではありません。
今年の全国的な海苔の不作にもあるように、環境の変化で僕らは泣いたり笑ったり白目むいたり。。

自然の中に居たらどうにもならないことは山ほどある。そんな中ただほんの一瞬のタイミング、それを見極めた人がいい夢をみれる。

 

技術、知識、経験。全ては挑戦から。

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*2016年、相澤太の結果は「一等賞」(準優賞の次点、3位)、二等賞は阿部 雄美さん・津田大さん、他、矢本支所は多くの入賞を授かりました。

大曲浜サポーターズクラブのみなさん、応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました!来年も続きます!!

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2015.12.2(水) 宮城県石巻市開北小学校の授業に登壇してきました!

久しぶりの小学校です!精神レベルも近いのか、とても好きです。

宮城県石巻市開北小学校・6年生の皆さんと、とても楽しい時間でした。

海苔の生活史を通じて、皆さんに知ってほしい人生に大切なことをテーマに、大人が子供に仕事の魅力を語り、

生きていく上で今いる仲間の大切さを語り。大人って大事な役割持ってるなって感じながら楽しく話ができました。


先日の高校の授業もそうですが、実際に試食してもらった時の、先入観のない子供たちの率直な感想や笑顔は、本当に嬉しい。

おかげで、美味しいって言ってもらえる作り手側の喜び、仕事人の大人の喜びのを伝え返せる。笑顔の交換の場です。

食べると作るがつながる瞬間、やっぱ最高だなって、以前も子供たちから教わったんだったな~。


6年生の皆さん、先生、フィッシャーマンジャパンの皆さん、はまぐり堂さん、改めて本当にありがとうございました!


写真は撮ってないです💦

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【※重要なお願いです※】2015.11.23(月) 日本の海苔漁師の想い。

大切な仲間の皆さんへ、
大切なお願いです。

報告が遅くなりました。
このたび無事に岩のりの収穫を終え、2015シーズンばら干し・販売用が完成しました。(今も海苔の生産と同時に袋詰め作業の真っ最中です。)...
岩のり品種は本当に養殖が難しいため、育ち、摘み、ばら干しの加工が仕上がった段階を経て初めて、やっと商品にできる仕上がりかどうか。どれぐらいの数量が作れそうか。最終的な決断を下します。
ようやく自分の中で確信出来て、HPの方では発売開始にしていましたが、待ってくださってた皆さんへのお知らせが遅くなってすみませんでした。

僕は宮城で海苔をやっていますが、実は、全国の海苔漁師の仲間たちの環境がますます大変な状況になっていることもあり、自分とこの海苔が成功したことだけを喜びきれないところが正直ありました。
いま、この思いを伝えずに、自分の海苔のことばかりしたくないと思ったので、書かせてもらいます。
お願いです、長いですが読んでください。

岩のりだけでなく、一般的な焼きのりになるスサビノリも、最後までどうなるかわからないという点では同じだからです。

海苔の大前提として、自然の恵み・栄養や、環境の土台に、漁師の知恵・技術が組み合わさって、初めて「海苔づくり」が営むことができます。

その間、
気象、天候、海況、
森や畑から川に流れる水・人間の生活排水・工業排水等、、、複雑に絡み合って自然環境は変化します。
海苔の病気や色落ちなど、多くの懸念要素を避けるべく、
自然をよく見て感じて、自然に合わせて、僕らは日々、日々最大限の努力をします。
そうやって、美味い、安全な海苔づくりを目指しています

しかし、人の知恵でどうにか対応できることもあれば、どうにもできないこともあります。

それが自然です。
海苔養殖だけでなく、ほかの養殖業も同じです。

いま、全国で海苔の最盛期を迎える時期です。
冬が早く、全国に先駆けて生産を開始する宮城の環境は、今年はかなり順調でした。
寒気が西に進むに連れ、全国の生産者みんなでどんどん盛り上がっていきたいところでした。
しかし、知っている限り、全国の仲間漁師のところ、特に瀬戸内や有明海が、例年に無い大不作が予測され、大変な状況にあります。

瀬戸内の環境。
有明海の暖水。
海苔の育成に影響が出て、一時的に海苔が育ちきれずに、この生産期、とてつもない打撃です。
前漁期を終えた春から今漁期の準備に取り組み、寝ずの晩を何夜も過ごし、一心に愛情と思いを込めた海苔が、、、
悔しいほど仲間の気持ちがわかります。

だから、皆さんにお願いがあります。
信じて待っててください。
仲間漁師たちは、誰一人も諦めていません。
時期を追って、もう一度必ず冷凍一番摘みで良い海苔を仕上げてきます。

自然は自然。
僕ら漁師はある程度合わせることはできても、操作できることはできません。
毎年どころか日々変化するものなので、僕らは自然には逆らわずに全て受け入れて、自然に合わせて行くしかない、皆わかっています。
その上で、より美味しい海苔づくりを目指し、食べる人たちの笑顔を励みに、みんながんばっています。

日本の海苔漁師たちは、外国産には真似できない必ず安全であることを大前提に、美味い海苔を提供することが使命であると、誇りやプライドを持って向き合っています。

この日本では年間約100億枚の海苔が消費されています
その内、国内生産量は約80億枚、約18億枚は輸入品です。10枚に2枚は外国産ということになります。
それは、誰が、何時、どんな環境で、
どんな思いで作られた海苔なのか。
それは、本当に安心して食べられるのか。

一番大事なのは、海苔を買う時食べる時に気にして欲しいということです。
誰が
何時
何処で
作った海苔なのかを。

お願いします、個人のほうでも書きました。
僕らは、より良い未来の人のために、共に海苔づくりをしていこうと、他になく全国で一致団結してます。
海苔づくりに人生と誇りをかけた、素晴らしいほどバカな僕ら生産者を待っててください。

どうかこれを拡散して下さい、食べてくれる人たちみなさんの力が必要です。

お願いします!

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